2019年大学入試センター試験 数学1A「第1問 集合と論理」を解いてみる。

2019年1月26日大学入試センター試験,集合と論理実用数学技能検定(数学検定 数検),数検準2級

読了時間: 約356
問題
二つの自然数 m , n に関する三つの条件 p , q , r を次のように定める。
 p: m  n はともに奇数である
 q: 3mn は奇数である
 r: m+5n は偶数であるまた,条件 p の否定を p で表す。

(1) 次の  ,  に当てはまるものを選択肢の中から一つずつ選べ。ただし,同じものを繰り返し選んでもよい。二つの自然数 m , n が条件 p を満たすとする。
このとき, m が奇数ならば n   
また, m が偶数ならば n   
以下,偶数の m  m  ,奇数の m  m 
偶数の  n  n  ,奇数の  n  n  とする.
条件  p  mn  であるので,
条件  p=mn=mn  である.

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Lukia

つまり、「少なくとも m , n のどちらかが偶数である。」ということになります。二つともが偶数でもいいですね。
ただ、絶対にありえないのは両方とも奇数という場合です。
 m  が奇数ならば  n 偶数である
  m  が偶数ならば  n 偶数でも奇数でもよい
問題
(2) 次の  ,  ,  に当てはまるものを,選択肢の中から一つずつ選べ。ただし,同じものを繰り返し選んでもよい。
 p  q であるための  
 p  r であるための  
 p  r であるための  

N() pm  n mn S() q3mn mn
p  q  


N() pm  n mnS() rm+5n mnmn
p  r  ,

N() pm  n mn , mn , mn()S() rm+5n mnmn
p  r  

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必要条件・十分条件・必要条件は、それぞれ完全な包含関係が成り立つときにあてはまります。
「タ」のように、互いに含みきれず、もれてしまう場合は、必要条件とも十分条件とも言えません。
ここらへんが苦手な方は、まずは、「ひとつでも例外があってはいけない。」というのをおさえておきましょう。
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また、主語(「は」がついている方)を方位磁石のN極(必要条件:Needと北:Northとをかけて)に見立てて時計でいう12時の方向におき、
「~であるための」をS極(十分条件:Sufficientと南:Southとをかけ)に見立てて、時計でいう6時の方向においたうえで、それぞれの包含関係を見ていくやり方は、
東進衛星予備校の講師、沖田一希先生のやり方を踏襲したものです。
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これを習ったおかげで、(うっかりミスはさておき)必要条件・十分条件自体は間違わなくなりました。
皆さんも、もし機会があれば、沖田一希先生の講義をチェックしてみてください。

2019年大学入試センター試験の数学の問題の一覧です。


 

プロフィール

Author Profile
Lukia_74

元・再受験生、元塾講師、元高校非常勤講師。広島育ち。
中・高国語の教員免許を取得するも、塾講師時代は英語や数学ばかり教えていた。
思うところあって大学再受験を決意。理転し、数学Ⅲ、化学、生物を独習する。国立大学へ合格するも、2018年3月に再受験生生活にピリオドを打つ。
モットーは「自分の予定はキャンセルできても、生徒の予定はキャンセルできない」と「主婦(夫)こそ理系たれ」。
広島のお好み焼きとグレープフルーツが大好き。どっちかというと左党。楽しみはひとりカラオケ。
高校で教鞭を取った経験から、現在は「現代文」と「小論文」の指導力アップを目指し、自己研鑽中。最近は趣味として高校数学を解く。

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