出会いと追い越しパターン 池の周りを回ってみる。【 21/21 】 中学数学の速さ・時間・距離に関する問題
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問題
【 21/21 】池の周りに一周\( \ 2100\ \)mのランニングコースがある。走太郎とカケルの二人が\( \ 500\ \)m離れた地点から同時に出発する。(短い方の弧\( \ \mathrm{AB} \ \)の長さが\( \ 500 \ \)mである)
図1のように反対の方向に走ると\( \ 5\ \)分後に出会い、
図2のように同じ方向に走ると走太郎がカケルを追い抜いて、カケルに再び追いついたのは出発してから\( \ 65\ \)分後であった。このとき、走太郎の走る速さを求めなさい。
図1のように反対の方向に走ると\( \ 5\ \)分後に出会い、
図2のように同じ方向に走ると走太郎がカケルを追い抜いて、カケルに再び追いついたのは出発してから\( \ 65\ \)分後であった。このとき、走太郎の走る速さを求めなさい。
池のある地点から二人が反対方向へ進んでしばらくして出会う。というのは、
それぞれが一定時間進んだ距離の和が、池の長さに等しいということを表しています。
また、池のある地点から二人が同じ方向へ進んで、その後追い越されるということは、
速い方と遅い方の進んだ距離の差が池の長さに等しいことを表しています。
「池の周りを回ってみる」問題の多くは、このパターンが多いです。
それぞれが一定時間進んだ距離の和が、池の長さに等しいということを表しています。
また、池のある地点から二人が同じ方向へ進んで、その後追い越されるということは、
速い方と遅い方の進んだ距離の差が池の長さに等しいことを表しています。
「池の周りを回ってみる」問題の多くは、このパターンが多いです。
走太郎の速さを\( \ x \ \)m/分、カケルの速さを\( \ y \ \)m/分とする。
走太郎が\( \ 5 \ \)分間で進んだ距離とカケルが\( \ 5 \ \)分間で進んだ距離と二人の間の距離の和が\( \ 2100 \ \)mだから
走太郎が\( \ 5 \ \)分間で進んだ距離とカケルが\( \ 5 \ \)分間で進んだ距離と二人の間の距離の和が\( \ 2100 \ \)mだから
$$\begin{align}5x+5y+500=&2100\\\\ 5x+5y=&1600\quad \cdots \ ①\end{align}$$
また、走太郎がカケルに追いつくには、\( \ 500 \ \)m多く走る必要がある。
ゆえに、走太郎が\( \ 65 \ \)分間で進んだ距離とカケルが\( \ 65 \ \)分間で進んだ距離の差は\( \ 2600 \ \)mとなる。
ゆえに、走太郎が\( \ 65 \ \)分間で進んだ距離とカケルが\( \ 65 \ \)分間で進んだ距離の差は\( \ 2600 \ \)mとなる。
$$\begin{align}65x-65y=&2600 \quad \cdots \ ②\end{align}$$
①、②の連立方程式を解いて $$\begin{align}x=&180 \\\\ y=&140 \end{align}$$
走太郎: \( \ 180 \ \)m/分
「池の周りを回ってみる」シリーズは、2021年現在21記事あります。 まとめページにて同様の問題を探し、うでだめしをしてみてください。 池の周りを回ってみる。【 21問まとめ 】 中学数学の速さ・時間・距離に関する問題
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