高校数学の「絶対値を含む放物線と直線の共有点の個数」に関する問題を解いてみる。(Yahoo!知恵袋より)
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Yahoo!知恵袋の高校数学カテゴリに掲載されていた「絶対値を含む放物線と直線の共有点の個数」に関する問題を解いてみました。
問題
\( \ k \ \)は定数とする。
方程式 \( \ \vert x^2-x-2 \vert=2x+k \ \) の異なる実数解の個数を調べよ。
方程式 \( \ \vert x^2-x-2 \vert=2x+k \ \) の異なる実数解の個数を調べよ。
解法
$$\begin{align}f\left( x\right)=&\vert x^2-x-2 \vert-2x\quad とする。 \\\\ =&\vert \left( x+1\right)\left( x-2\right) \vert-2x \\\\ \\\\ f\left( x\right)=&x^2-3x-2\quad \left( x \lt -1, \ 2 \lt x\quad のとき\right)\\\\ f\left( x\right)=&-x^2-x+2\quad \left( -1 \leq x \leq 2\quad のとき\right) \end{align}$$
グラフは以下の通り。
以下、直線 \( \ y=k \ \) と \( \ f\left( x\right) \ \) との共有点の個数を求める。
① \( \ k \lt -4 \ \)のとき 実数解 なしグラフは以下の通り。
以下、直線 \( \ y=k \ \) と \( \ f\left( x\right) \ \) との共有点の個数を求める。
② \( \ k=-4 \ \)のとき 実数解 \( \ 1 \ \) 個
③ \( \ -4 \lt k \lt 2 \ \)のとき 実数解 \( \ 2 \ \) 個
④ \( \ k=2 \ \)のとき 実数解 \( \ 3 \ \) 個
⑤ \( \ 2 \lt k \lt \ \)\(\Large \frac{9}{4}\)のとき 実数解 \( \ 4 \ \) 個
⑥ \( \ k= \ \)\(\Large \frac{9}{4}\)のとき 実数解 \( \ 3 \ \) 個
⑦ \( \ k \gt \ \)\(\Large \frac{9}{4}\)のとき 実数解 \( \ 2 \ \) 個
こたえ
① \( \ k \lt -4 \ \)のとき 実数解 なし
② \( \ k=-4 \ \)のとき 実数解 \( \ 1 \ \) 個
③ \( \ -4 \lt k \lt 2 \ \)のとき 実数解 \( \ 2 \ \) 個
④ \( \ k=2 \ \)のとき 実数解 \( \ 3 \ \) 個
⑤ \( \ 2 \lt k \lt \ \)\(\Large \frac{9}{4}\)のとき 実数解 \( \ 4 \ \) 個
⑥ \( \ k= \ \)\(\Large \frac{9}{4}\)のとき 実数解 \( \ 3 \ \) 個
⑦ \( \ k \gt \ \)\(\Large \frac{9}{4}\)のとき 実数解 \( \ 2 \ \) 個
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