第327回実用数学技能検定の反省点と目標の下方修正について。

2018年10月28日(日曜日)に第327回数学検定の二次検定のみ受検してきました。
今回の受検を通して思ったこと、今後の方針などを書いてみたいと思います。
部屋を分けてよ!
一次の計算技能検定は2018年7月に合格していたので、今回は、二次の数理技能検定だけを受検してきました。
今回は大学のキャンパスが受検会場だったのですが、会場に案内されたら、ぎっちぎちに人がいて驚きました。
およそ100人ぐらいは収容できるすり鉢状になった講義室だったのですが、
どうやら、数学検定の全階級(1級から5級)の受検者が収容されていたようです。
120分中に6回のアナウンスにイラッ!(怒)
今回、あらためてほかの階級の数理技能検定の検定時間を知りました。
以下の表にまとめてあります。
数学検定 | 階級 | 計算技能検定 (一次) |
数理技能検定 (二次) |
退出可能な時間 |
1級 | 60分 | 120分 | 検定開始40分~110分まで | |
準1級 | ||||
2級 | 90分 | 検定開始40分~80分まで | ||
準2級 | ||||
3級 | 60分 | 検定開始40分~50分まで? | ||
4級 | ||||
5級 |
各階級の検定時間に応じて、退出可能な時間が設定されており、
そのことを告げるアナウンスがたびたび入るため、集中力が削がれてイラッとしました。
タイムラインで再現すると、以下のようになります。
ちなみに、私に関係あるアナウンスだけ色をつけてみます。
検定開始40分後に「全階級の受検者が退室できる」とのアナウンスが入ります。
↓
検定開始50分後に「3級から5級の受検者は、検定終了まで退出できない」とのアナウンスが入ります。
↓
検定開始60分後に「3級から5級の検定終了」のアナウンスが入ります。
↓
検定開始80分後に「2級と準2級の受検者は検定終了まで退出できない」とのアナウンスが入ります。
↓
検定開始90分後に「2級と準2級の検定終了」のアナウンスが入ります。
↓
検定開始110分後に「1級と準1級の受検者は検定終了まで退出できない」とのアナウンスが入ります。
結局、検定時間120分の間に6回もアナウンスが入ったことになります。
さらに、このアナウンスをする監督官の女性が、声の通る方だったのも追い打ちをかけました。
彼女は、まぁまぁの広さの講義室だから、聞こえなかったらいけないと思ったのか、
音量の大きい設定のマイクを使ってアナウンスをするのですが、この配慮があだとなりました。
まったく関係ない1級、準1級受検者は、10分おきぐらいにがやがや言われたことになります。
イライラしないわけがないですよね。
準備したことが発揮できる環境にしてください。
どの階級の受検者もそうですが、安くはない受検料を支払い、
それなりの期間をかけて勉強し、準備してきたうえ、
わざわざ会場まで足を運んでいるのにこの仕打ちはないと思いました。
時期によって、人数が集まらないことがあるかもしれませんが、
そのことは、個々の受検者には関係のないことです。
それぞれが準備したこと勉強したことをきっちり発揮できるよう、
検定時間に応じて、部屋を分けるぐらいの配慮があってしかるべきと思います。
このことは、機会があれば協会に意見・要望として伝えたいと思います。
個人受検は夏に受けるのがベスト?
とはいえ、個人受検の場合は、人数が集まらなければこのような事態になりかねませんので、
自衛手段を講じる必要があるかと思います。
私は、「個人受検者は、人が多く集まりそうな7月受検がベスト?」という仮説を立てました。
というのも、7月の検定は他の階級の受検者も多かったからか、
1級と準1級にひとつの部屋が割り当てられていたからです。
30人ぐらいが収容できる小会議場みたいなところだったので、マイクなしでも監督官の声が聞こえますし、
検定時間が同じ階級が一部屋に集められていたので、不要なアナウンスも入りませんでした。
また7月下旬というと、学生さんたちは、夏休み、またはその間近で、
時間的な余裕があるのか、受検者数も多かったように思います。
大学受験・高校受験などをひかえた人は、秋に受検する余裕はないでしょうから、
受検するなら夏に。と考えるでしょうし、
プレ受験生だったら、定期試験が終わり、夏休みに向けて景気づけの意味を込めて受検するのかもしれません。
また、高温続きの夏に実施するとなれば、エアコンが確実に効きそうな会場を選ぶ必要もありますよね。
少人数を収容できるコンパクトな会場を複数おさえるなら、貸し会議場みたいなところがよいことになります。
こうしてみると、結果的に検定時間ごとに部屋割りがされる可能性が高くなるので、
夏に受検するのがよいのではないかと思うようになりました。
まぁ、まだ仮説の段階なのですが、これから数学検定を受検してみようとお考えの方は御参考までに。
目標を大きく下方修正しました。
ちなみに今回の私は、明らかに準備不足なので、またまた不合格だろうと思います。
2018年中に数学検定準1級に合格するつもりでいましたが、勉強時間が確保できないのが実状です。
その大きな原因となっているのが、このブログです。
ブログをいざ始めてみると、記事の更新以外にも、勉強しなければいけないことがあるとわかりました。
どうやらどの段階でも、それぞれ四苦八苦する課題があるようです。
現在は、ブログの更新に加えて、GoogleアナリティクスやGoogleアドセンス、内部SEO対策、モバイルファースト・モバイルフレンドリーなサイト構築などが課題になってきていると思っています。
定期的に課題が見つかり、Googleがらみのことだと、早急に対応する必要がありますので、
なんだかんだで、準1級の二次検定対策に時間が割けず、ついついおろそかになってしまったというのが、最大の反省点です。
高校時代、「模試は生きた問題集を買ってると思え!(点数は気にするな)」と担任の先生に言われたことがあります。
数学検定も同じように
「最新の傾向・最新の過去問を手に入れるために受検しているんだ。ついでに合格できればラッキー?」と考えられるなら、
間をおかず、まめに受検する方が良いかもしれません。
しかし、私も含め ほとんどの人は、その不経済さから、
「自分は数学に対する能力がないのではないか?」という勘違いをしてしまうおそれのほうが大きいと思います。
いったんネガティブな感情が生じて、負け癖がついてしまうと、これを払拭するのは容易なことではありません。
階級とその準備期間は比例すると考えれば、
そもそも準1級は難しい階級なのですから、、準備期間を十分にとる必要があります。
また、ほかにもやらなければならないことがたくさんあるならば、なおさらでしょう。
そうしてみると、私の場合、対策にかける時間が明らかに不足しているのに、目標だけは高かったので、大きく下方修正することにしました。
気長に・気楽に数学を続けよう。
まず、「数学検定は年一回(7月ごろ)に受検する」と決めて、断続的に勉強をしていくことにしました。
2018年中は、計算技能部分や好きな単元、興味のある単元の勉強に絞って、数学の感覚を忘れないようにしておきながら、
ひとまずブログ関連のことに力を注ごうと思います。
また、「3問完答」を目指した勉強に切り替えることにしました。
準1級の数理技能検定の合格基準は2.5点だったと思いますが、まんべんなく勉強する。というよりも、
好きな単元、得意な単元に絞り込み、それらから出題されたら確実に答えられるようにしようと思います。
4問それぞれを6~7割答えられるようにまんべんなく勉強するとか、
全問完答、全問正解を目指す!なんて目標を高く持てる方もいらっしゃるでしょうが、
私のようにさほど数学が得意でないタイプは、「検定は合格基準を満たせばそれでいい」という考え方のもと、気楽に気長に取り組むほうが長続きするのではないかなと思います。

Lukia
今日からさっそく、タスクが山積みだったのですが、この記事を書かないことには先に進めなかったので、よしとしましょう。
この記事をリリース後からさっそく活動開始です。
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