中学数学の食塩水に「水」を混ぜる問題(その2)
読了時間: 約2分24秒
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前回から、「食塩水に『水』を混ぜ合わせる」問題を解きはじめました。
今回は、その第二弾です。
以下に問題を載せますので、スクロールの手を止めて解いてみてください。
今回は、その第二弾です。
以下に問題を載せますので、スクロールの手を止めて解いてみてください。
問題
濃度5%の食塩水200gに水を加えて濃度4%の食塩水を作った。
加えた水の重さは何gか。
加えた水の重さは何gか。
表に書き込む。
よ~し、今回も解くぞ~。
まずは、横長の線を3本と、それを4等分できるように、縦に3本の線を引きます。
まずは、横長の線を3本と、それを4等分できるように、縦に3本の線を引きます。
ももちゃんは、以下のような表を描いています。
そして、表に、数字を書き込んでいきます。
①が5、
②が200、
「水を加えて」とあるから、
③が0だな・・・。
①が5、
②が200、
「水を加えて」とあるから、
③が0だな・・・。
おっ、順調ですね。
はい。
今回は、「水の重さ」が問われているので、
④は \(\Large x\) です。
そして、できあがりの食塩水の濃度が4%だから、
⑤は4です。
今回は、「水の重さ」が問われているので、
④は \(\Large x\) です。
そして、できあがりの食塩水の濃度が4%だから、
⑤は4です。
ほぉほぉ。それで?
全体の重さの段は、「横はたし算」ができますから、
②+④=⑥となり、
⑥は、\(\Large \left( 200+x\right)\) とあらわせます。
②+④=⑥となり、
⑥は、\(\Large \left( 200+x\right)\) とあらわせます。
%を百分率に直しておく。
①から⑥までが無事にうまったので、
%を百分率に直してください。
%を百分率に直してください。
はい。
左から、
\(\Large \frac{5}{100}\) ・ \(\Large \frac{0}{100}\) ・ \(\Large \frac{4}{100}\) です。
左から、
\(\Large \frac{5}{100}\) ・ \(\Large \frac{0}{100}\) ・ \(\Large \frac{4}{100}\) です。
縦はかけ算・横はたし算
では、それぞれの縦の列の「縦はかけ算」をして、
表の一番下の段のマスをうめていってください。
表の一番下の段のマスをうめていってください。
はい。
まず、5%の食塩水の列は、
\(\Large \frac{5}{100}\times 200\) となります。
まず、5%の食塩水の列は、
\(\Large \frac{5}{100}\times 200\) となります。
次に、水、つまり、「0%食塩水」の列ですが、
0に何をかけても0なので、
一番下の段のマスには、\(\Large 0\) を書き込みます。
0に何をかけても0なので、
一番下の段のマスには、\(\Large 0\) を書き込みます。
そして、4%食塩水の列は、
\(\Large \frac{4}{100}\times \left( 200+x\right)\) となります。
\(\Large \frac{4}{100}\times \left( 200+x\right)\) となります。
一番下の段の「たし算」をする。
ということは、もう式が立てられますね。
はい。表の一番下の段の「横はたし算」をして、式を立てます。
式は、
\(\Large \frac{5}{100}\times 200=\frac{4}{100}\times \left( 200+x\right)\) となります。
式は、
\(\Large \frac{5}{100}\times 200=\frac{4}{100}\times \left( 200+x\right)\) となります。
では、計算については、ふきだしをはずしてやっておきますね。
$$\Large \frac{5}{100}\times 200=\frac{4}{100}\times \left( 200+x\right)$$
両辺の分母の100をはらって、
$$\Large 5\times 200=4\left( 200+x\right)$$
$$\Large \left( 5-4\right)\times 200=4x$$
$$\Large x=50$$
ゆえに、加えた水の重さは、50gとわかります。
こたえ
いかがでしたか。わりとすんなり解けた人が多かったのではないでしょうか。
50g
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