スケジュール帳を使って一年を振り返る

2022年1月18日日々雑感

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やりたいことリストを作成するには、まず前年の自分を振り返る必要があります。
そこで、スケジュール帳を見ながら、各月の「できたこと」「イベント」と「できなかったこと」を書き出してみました。
「できたこと」や「イベント」などで月をまたいで重複する言葉があれば、それがその年のキーワードやトレンドとなります。

一方、できなかったことは、可能な限りできなかった理由を分析します。
たとえば、2021年の私ができなかったことは「小論文・現代文・数学の勉強」です。
4月中に片付けを済ませ、遅くとも5月からはブログ更新のかたわら、勉強を進めていこうと思っていたのに、ブログの改修に手間取ったり、投稿したい記事が大量にあったりして全く手を付けられずに一年が終わってしまいました。
「2年もほったらかしていたブログだ!このブログ欲がおさまるまでは欲するままに書きまくってやる!」と思っていたら、あっという間に年末になってしまったのです。(汗)

できなかった理由を考えることは本当に重要だと思います。
それは、「やりたくなくてやらなかった」のか、「やりたいけれど余裕がなかった」のかを見極めなければ、翌年も同じことを繰り返してしまうからです。

もし、「やりたくなくてやらなかった」のなら、やりたいことリストに入っているのはおかしいですよね。
なんとなく、今の自分や今後のキャリアのために必要だから。とやりたいことリストに追加したはいいけれど、実際には本気になって取り組むような意欲が出てこない。
この場合、「やりたいこと」というよりも、「やらなければならないこと」になっています。
「やらなければならないこと」は、先延ばしにしがち。
そして、そのうち先延ばしにした時間まで含めた見積もり時間になってしまい、どんどんおっくうになってしまいます。

Lukia_74

Lukia

めんどくさいかどうか決めるのは(時間を)計ってからにしましょう。

つくりたいのは「やりたいことリスト」であって、「やらなければならないことリスト」ではないのです。
リストには、実現・達成したときハッピーになれるような、意欲的に取り組めそうなものを入れるようにしましょう。

「やりたいけれど余裕がなかった」場合も、これまた時間的余裕や、気力・体力の見積もりが甘かったことを示しています。やるべきことと思っていることを書き出し、その中でやらなくてもいいことを徹底的に排除します。(やらないことリストを作るといいですね)

どうせなら、一年を振り返るとき、「あれもできた。これもできた。」と満足できるようにしたい。
「できなかった」理由をしっかり分析することで、具体的で効率的なスモールステップを編み出すことができ、実現可能な「やりたいこと」にすることができます。

こまめにフィードバックする

2022年は、1年をまとめて振り返りましたが、
今後は、月初めの日曜日に先月のことを振り返ることにしました。
「できなかったこと」の原因分析や翌月以降へのフィードバックの精度が高まると思ったからです。
生々しい感情や思考を脳内で再現できるうちに振り返ったほうが、より実現可能なタスクに落とし込めそうですからね。

レモンのライン
次回は、「やりたいこと」の書き出し方について書いてみようと思います。


 

プロフィール

Author Profile
Lukia_74

元・再受験生、元塾講師、元高校非常勤講師。広島育ち。
中・高国語の教員免許を取得するも、塾講師時代は英語や数学ばかり教えていた。
思うところあって大学再受験を決意。理転し、数学Ⅲ、化学、生物を独習する。国立大学へ合格するも、2018年3月に再受験生生活にピリオドを打つ。
モットーは「自分の予定はキャンセルできても、生徒の予定はキャンセルできない」と「主婦(夫)こそ理系たれ」。
広島のお好み焼きとグレープフルーツが大好き。どっちかというと左党。楽しみはひとりカラオケ。
高校で教鞭を取った経験から、現在は「現代文」と「小論文」の指導力アップを目指し、自己研鑽中。最近は趣味として高校数学を解く。

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Posted by Lukia_74