出会いと追い越しパターン 池の周りを回ってみる。【 06/21 】 中学数学の速さ・時間・距離に関する問題
読了時間: 約1分28秒
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問題
【 06/21 】 周囲の長さが5kmの池があります。この池を輪二郎、両輔の2人が自転車で、同時に同じ場所を出発して、反対方向に走ると7分で出会い、同じ方向にまわると42分で輪二郎が両輔をちょうど1周追い抜きました。輪二郎がこの池を1周するのに何分かかるかを求めなさい。
池のある地点から二人が反対方向へ進んでしばらくして出会う。というのは、
それぞれが一定時間進んだ距離の和が、池の長さに等しいということを表しています。
また、池のある地点から二人が同じ方向へ進んで、その後追い越されるということは、
速い方と遅い方の進んだ距離の差が池の長さに等しいことを表しています。
「池の周りを回ってみる」問題の多くは、このパターンが多いです。
それぞれが一定時間進んだ距離の和が、池の長さに等しいということを表しています。
また、池のある地点から二人が同じ方向へ進んで、その後追い越されるということは、
速い方と遅い方の進んだ距離の差が池の長さに等しいことを表しています。
「池の周りを回ってみる」問題の多くは、このパターンが多いです。
輪二郎の速さを\( \ x \ \)m/分、両輔の速さを\( \ y \ \)m/分とする。
輪二郎が \( \ 7 \ \)分間で進んだ距離と両輔が\( \ 7 \ \)分間で進んだ距離の和が\( \ 5000 \ \)mだから
輪二郎が \( \ 7 \ \)分間で進んだ距離と両輔が\( \ 7 \ \)分間で進んだ距離の和が\( \ 5000 \ \)mだから
$$\begin{align}7x+7y=&5000\quad \cdots \ ①\end{align}$$
また、輪二郎が\( \ 42 \ \)分間で進んだ距離と両輔が\( \ 42 \ \)分間で進んだ距離の差が\( \ 5000 \ \)mだから
$$\begin{align}42x-42y=&5000\quad \cdots \ ②\end{align}$$ ①、②の連立方程式を解いて $$\begin{align}x=&\frac{2500}{6} \\\\ \\\\ y=&\frac{12500}{42} \quad \quad \left( 今回は求める必要はない\right)\end{align}$$
輪二郎が池を周回するのにかかる時間は
$$5000\div\frac{2500}{6}=12$$
\( \ 12 \ \)分
「池の周りを回ってみる」シリーズは、2021年現在21記事あります。
まとめページにて同様の問題を探し、うでだめしをしてみてください。
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