仕事着でマインドコントロール
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2021年1月は、新型コロナウイルスが猛威をふるっていた頃でした。
そのため、3学期の開始日が伸びて、約3週間の冬休みとなってしまいました。
長くなったぶん、あれこれできそうなもんですが、
教材研究も、授業計画も全くはかどりませんでした。(涙)
何事も、毎日タラタラ考えて、残り数日でガバッと形を整える。というのが私のパターンなのですが、
この記事を書いているころは、もうその「残り数日」の段階でした。
でも、まだガバッとできるだけのストック、ないんじゃないか。。。
今思えば、こんな焦りの感情が出てくるのは、新型コロナウィルスに世界レベルで振り回されるという
未曾有の事態に陥っていたからではないかと思います。
未曾有の事態に陥っていたからではないかと思います。
とにかく、「授業したくてもできない。」というのが問題の源でした。
本来、何回かに分けて授業するべきことも、思うようにできない状態でしたので、
本来5回かけて進める授業を3回で仕上げるには?などと考えなければいけなかったり、
そもそも、生徒たちとは2020年10月末からのつきあいなので、力量や雰囲気はわかるけれど、
底力までははかれないでいたので、どの程度の授業やプリントを作るかということについて決断できなかったように思います。
毎日タラタラ考えるにも明確なイメージができなければ、考えられない。
どんな職種の人にも、どんな現場の人にも、あの時期は本当にしんどかっただろうなぁ。としみじみ思い返します。
さて。
当時の私は、「ガバッと形を整える」段階に入っているのに、なかなか実行できない理由をあれこれ考えていたようです。
環境がよくないのか?
落ち着ける家だから?
落ち着ける家だから?
いや、完全にひとりになれ、勉強に必要なあらゆる道具が揃っている家での勉強は、私には合っているはず。
では、なぜタラタラするのか。
勉強スタイルに「仕事をしている」という緊張感がともなっていないからでは?という発想にいたりました。
たしかに。教材研究や授業計画も、広い意味で「勉強」です。
だから、いつもの個人的な勉強のときのように、部屋着のままでやっていました。
しかし、当時取り組んでいたのは、「仕事で必要なもの」。
「勉強に取り組む目的や姿勢」がまるで異なるものでした。
仕事の緊張感がほしいなら、職場に行くのが一番なのですが、
私の場合は、完全にひとりじゃないと勉強できないタイプなので、
家以外に勉強がはかどるところがないのです。
私の場合は、完全にひとりじゃないと勉強できないタイプなので、
家以外に勉強がはかどるところがないのです。
「欲しいのは緊張感だけなのよ〜!」とジタバタするうち、
はたと思いつきました。
(そうだ、せめて仕事着になってみては?)
はたと思いつきました。
(そうだ、せめて仕事着になってみては?)
効果てきめんで、バッチリ仕事モードになれて、その後仕事ははかどりました。
人の心は、着るものに簡単に左右されるということを学んだ出来事でした。(笑)
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