大量の紙をさばくなら指サックを使え!【高校非常勤講師奮闘記】

2022年3月13日日々雑感高校非常勤講師奮闘記

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学校の先生って、大量の紙を扱います。
小テストの採点、不正解だったところの直しの確認など。

先生の元に集まる紙の枚数は、担当するクラス数や、生徒数に比例します。

この膨大な紙をさばくには、ペースよく一発で紙をめくる必要があります。

そこで必要になるのが、じゃじゃーん!
ゆ〜び〜さぁ〜っくぅ〜〜〜♪(ドラえもん風に)

指サックです。

ちなみに、私のおすすめは、リングタイプ。

 

 

指をしっかり包み込むまさに「指サック」もいいのですが、これは使ううち蒸れてきます。
作業が終わって外すときに不快感があるので、ちょっと苦手でした。
まぁ、はめた指全体にひっかかりができるので、効率は上がりそうですけどね。

レモンのライン紙がめくりにくくなるのは、指にうるおいがなくなった(加齢)せいと思われるかもしれませんが、
ちがいます。単純に紙の量の問題です。(汗)

たとえうるおいたっぷりの若い先生だって、大量の紙を扱えば、うるおいが奪われます。
(結構紙って手が荒れるんですよね)

紙をめくるスピードは、仕事を終える時間にも影響します。

家族に晩ごはんも食べさせねばならないし、
翌日の授業準備などもありますから、(ほんとギリギリでやってました)
さっさと終えて、帰らねばならないのです。

作業前は、まずはコーヒーを飲み、頭を切り替えます。

机の上にある、大量の小テストとペンと指サックを眺めながら。
コーヒーは飲んでしまわないと、紙を汚しては困りますからね。

コーヒーを飲み終えるといよいよ添削作業の開始です。

Lukia_74

Lukia

この指サックをはめたら、私は採点(添削)マシーンと化すのよ。

シャキーン!
左手の親指にリング状のサックをはめたら、怒涛の添削作業が始まります。
機械的に視点を移動し、時にはぶつぶつと呪文のように正解を唱えながら、マルつけをしていきます。

添削作業が終わったら、点数の記録や、席順に返却できるようにしたりもしないといけないので、なかなか大変なんです。

指サックをつけるとつけないでは、作業時間や効率に違いがありました。
指サックがロングセラー商品なのもうなずけるなぁ。と思いながら、バスに揺られたのを思い出します。

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プロフィール

Author Profile
Lukia_74

元・再受験生、元塾講師、元高校非常勤講師。広島育ち。
中・高国語の教員免許を取得するも、塾講師時代は英語や数学ばかり教えていた。
思うところあって大学再受験を決意。理転し、数学Ⅲ、化学、生物を独習する。国立大学へ合格するも、2018年3月に再受験生生活にピリオドを打つ。
モットーは「自分の予定はキャンセルできても、生徒の予定はキャンセルできない」と「主婦(夫)こそ理系たれ」。
広島のお好み焼きとグレープフルーツが大好き。どっちかというと左党。楽しみはひとりカラオケ。
高校で教鞭を取った経験から、現在は「現代文」と「小論文」の指導力アップを目指し、自己研鑽中。最近は趣味として高校数学を解く。

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Posted by Lukia_74