同地点から逆方向に進んで出会うパターン 池の周りを回ってみる。【 01/21 】 中学数学の速さ・時間・距離に関する問題

2021年6月18日池の周りを回ってみる実用数学技能検定(数学検定 数検),数検3級

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問題

【 01/21 】周囲の長さが1.5kmの池があります。
この池を歩美、輪太郎の2人が同じ地点から反対方向に出発しました。
歩美は毎分60mの速さで歩き、輪太郎は自転車である一定の速さで進んだところ、
2人は出発してから5分後に出会いました。
輪太郎の分速を求めなさい。


ポイント説明のライン

Lukia_74

Lukia

池のある地点から二人が反対方向へ進んでしばらくして出会う。というのは、それぞれが一定時間進んだ距離の和が、池の長さに等しいということを表しています。

解法を示すライン 速さ・時間・距離の関係をまとめた図

輪太郎の速さを\( \ x \ \)m/分とする。 歩美が\( \ 5 \ \)分間で進んだ距離と輪太郎が\( \ 5 \ \)分間で進んだ距離の和が\( \ 1.5 \ \)kmすなわち\( \ 1500 \ \)mだから

$$\begin{align}60\times 5+x\times 5=&1500 \\\\ 300+5x=&1500 \\\\ 5x=&1200\\\\ x=&240 \end{align}$$
こたえを示すライン

\( \ 240 \ \)m/分

レモンのライン 「池の周りを回ってみる」シリーズは、2021年現在21記事あります。
まとめページにて同様の問題を探し、うでだめしをしてみてください。



 

プロフィール

Author Profile
Lukia_74

元・再受験生、元塾講師、元高校非常勤講師。広島育ち。
中・高国語の教員免許を取得するも、塾講師時代は英語や数学ばかり教えていた。
思うところあって大学再受験を決意。理転し、数学Ⅲ、化学、生物を独習する。国立大学へ合格するも、2018年3月に再受験生生活にピリオドを打つ。
モットーは「自分の予定はキャンセルできても、生徒の予定はキャンセルできない」と「主婦(夫)こそ理系たれ」。
広島のお好み焼きとグレープフルーツが大好き。どっちかというと左党。楽しみはひとりカラオケ。
高校で教鞭を取った経験から、現在は「現代文」と「小論文」の指導力アップを目指し、自己研鑽中。最近は趣味として高校数学を解く。

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