不自由、イライラがあなたを育てる【ChatGPTを使ってみよう!】

日進月歩

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大人はいいの!?

子どもは案外きゅうくつです。
何時までに帰ってこないといけないとか、
テレビを見ながらご飯を食べちゃいけないとか。

それでいて、大人はそういう制約がなく、
「(大人だって)〜じゃないといけないんじゃないの?」と 抗議すると、
「大人はいいの!」 なんて、 一蹴されてしまいます。

ぷーっとむくれて、 早く大人になって、 自由になりたい。と思った人は、少なくないと思いますが、

2023年以降、ChatGPTの利用をめぐる、大人と子どものいさかいが生じるのではないかと思います。

めんどくささが成長の糧になる

しかし、私は、学び舎にある若者たちに勧めたい。
ChatGPT を使わずに、あえて大変なことをやってみてください。
その経験が必ずあなたがたの糧になります。

なぜ、便利なツールがあるのに、あえて大変な方法を選ぶべきなのか。
それは、人が、めんどくさいことをやり、その過程でイラッとしなければ、
成長したり、新しい発想を生み出せない生き物だからです。

令和生まれの人たちが学齢期となるころには、
ChatGPT を利用するのがあたりまえになっているかもしれませんが、
そんな状態になったとき、どんなことに めんどくささや 苛立ちを感じるでしょうか。
(もう何もめんどくさくないのではないかと思います)

しかし、そうなると、知らず知らず 機械にスポイルされ、
罠にはまり、支配される未来が待っているかもしれません。
(AIが罠をしかけようと考えているかどうかはわかりませんが、突然意思を持ったりする可能性も否定はできませんからね)

時流に逆行するようですが、
タイパ や コスパ ばかりに目を向けず、
あえて少しだけ めんどくさいことに取り組んでみてください。

アイデアは、不便や不自由さがあってこそ生まれるものなのです。
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プロフィール

Author Profile
Lukia_74

元・再受験生、元塾講師、元高校非常勤講師。広島育ち。
中・高国語の教員免許を取得するも、塾講師時代は英語や数学ばかり教えていた。
思うところあって大学再受験を決意。理転し、数学Ⅲ、化学、生物を独習する。国立大学へ合格するも、2018年3月に再受験生生活にピリオドを打つ。
モットーは「自分の予定はキャンセルできても、生徒の予定はキャンセルできない」と「主婦(夫)こそ理系たれ」。
広島のお好み焼きとグレープフルーツが大好き。どっちかというと左党。楽しみはひとりカラオケ。
高校で教鞭を取った経験から、現在は「現代文」と「小論文」の指導力アップを目指し、自己研鑽中。最近は趣味として高校数学を解く。

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Posted by Lukia_74