板書に困った。(その3)【高校非常勤講師奮闘記】

2023年4月5日日々雑感

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高校で国語の授業をすることとなったものの、
塾講師の授業スタイルとは勝手が違うので、

高校国語の板書や授業進行の本はないかと書店で探してみることに。

結果は、残念ながら見つからず、小学校向けの板書の本を買ったのでした。

その四苦八苦の体験からも2年経った2023年。
今さらですが、なぜ高校むけの板書術・授業進行に関する本がないのかを考えてみました。

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これ以降は、私独自の意見・考えとしてお読みください。

小学校の先生たちのため

私が小学生の頃は、担任の先生が、国語・算数・理科・社会を担当されていました。
昨今は、これに英語が加わる場合もあるようですね。

また、2022年度からは、小学校高学年で本格的に教科担任制がスタートしたそうです。

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なんなら、低学年から教科担任制がいいと思いますけどね。

こうして考えてみると、小学校向けの板書や授業の本が多いのは、
児童がマルチタスクに対応できない発達段階にあるというのもありますが、
複数の教科をいっぺんに担当しなければならない小学校の先生のためなのかもしれません。

本が出版されているのは、
反応がよく、授業展開もスムーズで、教育的効果が上がるとわかっている
あきらかに当たりの授業になる板書や授業展開を紹介するためですから、

経験の浅い先生や、国語を教えるのが苦手な先生が、
それを読んで再現すれば、イチから考えたものよりもいい授業になる可能性は高いわけです。

本に助けてもらいながら、成功体験を得て、自信をつけ、意欲的に教材研究や授業展開に取り組めば、
先生の授業力も遠からず身についてくることでしょう。

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なるほど、小学校向けの本が多いのは、児童の発達段階と、教科担任制じゃないからなのか〜。

と私見をもったところで、中学校・高校を考えてみると、
板書や授業進行の本が出ていないことに、納得がいきました。

中学以降は教科担任制なんだし。

生徒の発達段階にかなり幅が生じてくることと、
中学校以降は、完全に教科担任制なので、
ざっくりいうと、「臨機応変に板書・授業展開をしろ」ってことなんですよね。

中学校や高校って研究授業みたいなのは、ほとんどないですし、
中学校や高校の名授業を記録した本って見かけませんもんね。

生徒の発達段階の幅は、児童のそれよりもかなり広いので、
どういう生徒で構成されたクラスで授業をするのか。という想定が難しいのに加えて、
思春期の生徒は、内省的になりがちなので、活発なやりとりがある授業にはならないことも容易に想像できます。

レモンのライン
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プロフィール

Author Profile
Lukia_74

元・再受験生、元塾講師、元高校非常勤講師。広島育ち。
中・高国語の教員免許を取得するも、塾講師時代は英語や数学ばかり教えていた。
思うところあって大学再受験を決意。理転し、数学Ⅲ、化学、生物を独習する。国立大学へ合格するも、2018年3月に再受験生生活にピリオドを打つ。
モットーは「自分の予定はキャンセルできても、生徒の予定はキャンセルできない」と「主婦(夫)こそ理系たれ」。
広島のお好み焼きとグレープフルーツが大好き。どっちかというと左党。楽しみはひとりカラオケ。
高校で教鞭を取った経験から、現在は「現代文」と「小論文」の指導力アップを目指し、自己研鑽中。最近は趣味として高校数学を解く。

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2023年4月5日日々雑感

Posted by Lukia_74