こむら返り急襲で固まる夜。【高校非常勤講師奮闘記】
緊張と疲労が連続する学校生活で、毎晩倒れ込むように寝ていたのですが、
夜中、ぴきぃ〜〜〜〜!!!っと足がつるのです。
それも、すごいときは両足のふくらはぎがつることも。
あまりの痛さで、身じろぎできませんでした。
と心配になるものの、なんとか歩くことはできました。
(ただ、あまりに痛い方は、片足をかばうようにして歩いていましたけどね)
いまさらながら、なんで足がつるんだろう。と不思議になりました。
当時は、疲れているのと、足が冷えたからではないかと思っていましたが、
それだけではなかったようです。
東京慈恵会医科大学附属第三病院 整形外科の竹下美遊先生のコラムより。
(以下のブログカードからコラムに移動できます)
以下、一部引用させていただきます。
足がつるというのは、無意識に強い筋収縮が突然発生することで、「こむら返り」とも言われています。また、医学用語では「有痛性筋痙攣」と表現されています。(中略)
ではなぜ中年以降でこむら返りの発生頻度が高まるのでしょうか。 まず、筋肉の細胞の興奮には、イオンのバランスが関与していると言われています。就寝中は汗をかいて脱水傾向になり、イオンのバランスが崩れ、容易に筋肉が興奮しやすくなります。 そして、中年以降で発生頻度が上がる原因の1つとして、筋肉量の低下が言われています。筋肉量が減ると筋肉内の血行が低下します。その結果、乳酸等の疲労物質の排出がしづらくなり、末梢神経の興奮を抑えにくくなると言われています。そのため、脱水等でイオンのバランスが崩れ、興奮した筋肉の細胞を抑えることが出来ず、持続的な筋収縮、すなわち、こむら返りを生じてしまいます。
コラムからは、
ふくらはぎがつることを「こむら返り」といい、 それは医学的には、「有痛性筋痙攣」ということ。
こむら返りは、就寝中に脱水することで、イオンバランスが崩れるのと、加齢により筋肉量が低下することで起きやすくなることを学びました。
そして、こむら返りの原因については、思い当たることばかり。
当時、毎晩晩酌していたので、飲酒による脱水が起こっていた上、寝汗をかけば、脱水傾向は強くなりますよね。
筋力量の低下もしかり。ふだんの運動量からすれば、学校生活での運動量(主に歩数)は、負荷が高かったのかもしれません。(授業帰りは、筋肉に負荷がかけられるとのことで、階段を下っていました。)
脳を鍛えるとか若々しく保つには、適度な運動が必要なんだそうです。
首から上だけを鍛えればいいと思っていたけれど、下半身の筋肉を鍛えねば、せっかくの能力も十分に発揮できないということなんですね。
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