板書は1行13字がベスト!【高校非常勤講師奮闘記】
最近、広島県の公立高校入試の問題を集めたのですが、
国語の解答用紙を見て驚きました。
横書きなんですね。
縦書きの文章や問題を読んで、横書きで答えるって、脳になかなかの負荷を与えると思うんですが…
そのうち国語の教科書も横書きになっちゃうんでしょうか。
そんな教科書、ちょっとこわいですけどね。
授業していて、ある日、ふと気になることがありました。
一行あたり何文字が最適なんだろう。
ちなみに、私が書きやすかったのは13字/行 でした。
シャープペンシルやボールペンだと、字が大きくなってしまうのが悩みの私ですが、
黒板はまったく問題なし。サイズ感に悩むことなく、心地よく書くことができます。
(つまり、私の字は黒板サイズってことですね)
板書は生徒のためのものであって、自己満足するようではいけないので、
板書しておいて、教室の後ろに移動し、生徒の目線で眺めてみたり、
生徒にも「読める?」「見える?」と確認してみました。
生徒からも大丈夫といわれました。
ちなみに、一瞥して、脳がいっぺんに認識できる最大の文字数も13字なんだとか。
だから、ヤフーニュースのみだしは、13字(未満?)になるようにするという決まりがあるそうです。
「板書は13字/行で行う。」というルールを設定すると、
板書計画もしやすくなります。
板書計画のノートも13字/行で作るようにしておけば、そのまま書くことができますし、
パワーポイントのスライドで板書をつくるとき、ついつい1行あたりの文字に対する意識が薄れがちになりますが、
13字/行で作れば、後ろの生徒もちゃんと見ることができるスライドを作ることができます。
ちなみに、私の板書計画ノートは、B5サイズの200字帳でした。
13マスで線を引き、上に板書、下に生徒に伝えたいポイントなどを書いたりしていました。
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