「やりたい100のコト」を書き出してみた。【夢や希望で終わらせない】
1年で100のリストはこなせるのか?
「一年の計は元旦にあり」といいますから、
なるべく松の内にやりたいことリストを作成するようにしています。
昨年までの私は、この100という数字にモヤモヤしていました。
2進数なら4個で、もう100だぞ?
なんて、一人ツッコむ、毒づいておりました。(でも、やりたいことリスト自体は作りたい)
しかし、2023年になると、100も書き出す意味を考え直しました。
やりたいことを100個も書き出す意味。
実は、やりたいことを書き出すことが重要で、
その数や、達成期限にこだわる必要はないのです。
たとえば、
「2023年にやりたい100のコト」なんてタイトルをつけたとしても、
2023年中に全て実行する・達成する必要はありませんし、
やりたいことが50個しか書き出せなくてもかまわないのです。
「やりたいこと」をリストアップする本当のねらいは、
やりたいことの大小を問わず、とにかく洗いざらいリストアップして、
今の自分を分析し、知ることなんです。
データは多ければ多いほど、その分析の精度は増します。
今の自分が、どんなことが好きで、何を求めているのか。
どんな将来を望んで、現在を過ごしているのか。ということを知るには、
さまざまな角度・ジャンルの「やりたいこと」というデータが必要なのです。
一年でこなそうなんてケチくさいこと言うな。
書き出したやりたいことを眺めてみると、
単独で存在していて、そんなに時間がかからないものもあれば、
ざっくりしていて、実はいろいろやるべきことがあり、達成するには時間がかかるものがあります。
私は、前者を「タスク」と呼び、後者を「プロジェクト」と呼ぶことにしています。
「タスク」は単独で存在していて、作業工程が一つしかありません。
ぶどうでたとえるなら、ぶどうの一粒が「タスク」です。
「タスク」の場合は、比較的短時間でこなすことができます。
それに対して、「プロジェクト」は、複数のタスクを内包しています。
逆にいうと、「複数のタスクに細分化できる」のが「プロジェクト」です。
ぶどうでたとえるなら、ぶどうの一房が「プロジェクト」にあたります。
「プロジェクト」の場合は、内包している「タスク」の数によって、かかる時間もかわってきますので、
どちらかというと中長期的な計画ということになります。
ですから、書き出した「やりたいこと」は箇条書きにできるほど、言葉としては短いものであっても、
実際には、タスクであったり、プロジェクトであったりするので、
「やりたいこと」として書き出せば書き出すほど、一年でこなせるわけがなくなってくるのです。
イメージとしては、上図のようなものです。
果物カゴの大きさは決まっているのに、いろんな種類や房の大きさが違うぶどうを一気に集めて、ぎゅうぎゅう詰め込もうとしているような状態なのです。
大切なのは、現在の自分が、どんなぶどうを食べたいのかを知ること。
一年で食べきろう(達成しよう)なんてケチくさいことを言わず、
複数年をまたいで食べきるつもりでいればいいのです。
「プロジェクト」を立ち上げた自分を褒める
人には、いろんな成長段階があって、1年の過ごし方もさまざまです。
小さな成功体験を積み重ねて、自己肯定感を高める1年にする段階の人もいるでしょうが、
私の場合は、複数年をまたぐようなプロジェクトをバンバン立ち上げ、
また立ち上げられた自分を「いいじゃん!」と思うようにしたいと思います。
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