タティングレース、はじめました【 タティングレース習得中】

数年越しでタティングレース、はじめました
毎年、年始めにはやりたいことをリストアップするのですが、
2022年は、いよいよタティングレースの習得に挑戦することにしました。
タティングレースの存在は、数年前にNHKの手芸番組を見て知りました。
舟のような形のシャトルに糸を巻き付け、不思議な指の動きで繊細なレースが結いあがるなんて驚き以外のなにものでもありませんでした。
当時は、絶賛再受験生生活でしたので、どっぷりハマってしまいそうなタティングレースに手を出すことはできず、
(時間的余裕もありませんでした)
ひと区切りついたらそのうち…と思っていると、
100円ショップでタティングレースのシャトルが売られるようになりました。
手芸店で買えばなかなかお値段の張るシャトルが、3個で100円(税別)だなんて!

Lukia
このシャトルは今、買っておかなくちゃだめでしょ!
と、シャトルとレース糸(20番)を買いました。
しかし、そこからまた数年の時が流れ…
おそらく、番組を見てからは10年近く経って、ようやくタティングレースに挑戦する気になったのでした。
日曜日の午後2時間のつもりが・・・
毎週日曜日の午後は、ぽけ〜っと過ごすことが常だったので、
日曜日の午後2時間は、必ずタティングレースの練習をすることにしました。
一週目、シャトルに付属していたイラスト入り説明書を見るも、シャトルの持ち方がよくわからず四苦八苦。
なんとか持てて、表目、裏目の結い方を覚え、リングを作ってみるものの、リングにならない。
シャトルの糸を引っ張れば、輪になるというのに、ガッチガチで動かないのです。
ぬおぉぉ〜〜〜、なぜだ〜〜〜!と思ったら、
シャトルの糸は、軸糸にあたり、結目は指にひっかけている糸側に移さねばならないのでした。
(説明書にも書いてあったけど、よく理解できなかった)
タティングレースを始めて、最初で最大の難関は、この「目を移す」動作です。
(ここがうまくいけば、あとはなんとかなる)
結目を作る糸をかけている左手の人差し指(上手な人は、中指にかけている人が多い)を動かして糸をゆるめ、
軸糸にある結目を左手にある糸に移すのですが、
これを文字や静止画だけで理解するのは難しい。
指をどっちにどの程度動かすの?
こんなに長く糸を張ってるのに、これをゆるめ、その後どーすれば?
結目が軸糸に戻らないようにしながら、糸を締めるって、ど〜やって?

Lukia
一週目は、最初にして最大の難関にぶちあたるわ、あれこれ気をつけるところが多すぎて、もう何も頭に入ってこず、悲嘆に暮れながら床についたのでした。(笑)
目にも留まらぬ速さでシャトルを操れる日は来るのか。
できる気がしませんでしたね。
2周目にして欲が出た
慣れない動作で、手どころか体全体がガチガチになったものの、
数年越しで実現したタティングレースへの挑戦ですから、挫折することはなく、
時間はかかってもいいから、なんとか自分なりのコツを見つけようと思い、ゆっくりとただひたすら表目、裏目を結うことにしました。
私は、下手の横好きで、編み物もするのですが、長年アメリカ式(毎回針に指で糸をかける)で編んでいました。
しかし、時間もかかるし、手が痛くなってくるので、フランス式(かぎ針のように針で糸を引っかける)を習得することにしました。
その時も、指がつりそうになるし、目がゆるくなるし、アメリカ式よりも時間がかかるしと大変でしたが、
「2週間やってできなかったら、アメリカ式に戻ればいい。」と思って練習をしました。
脳が糸や指の感覚をつかんでくれるまでは時間がかかりますが、
覚えてしまえば、その後はなんでできなかったのが不思議なくらいスムーズにできるようになるものです。
(いったん自転車に乗れるようになったら、乗れなかったころに戻るのが難しいのと同じです)
今は、もっぱらフランス式でガシガシ編んでいます。(笑)
この経験があったので、

Lukia
そう思いながら練習したら、2週目(練習を始めて数日後)には簡単に目が移せるようになっていました。
すると、どんどん楽しくなってきて、レシピ本から作りたいものをピックアップしたり、
無謀にも挑戦してみたりするようになりました。
ピコット覚えたら、世界が広がる
作りたい作品の中にピコット(糸を少したわませて作るループのようなもの)があり、

Lukia
と卑屈になっていましたが、結構簡単でした。(笑)
高さが揃わなかったけど、ふさふさとピコットを作って、コツをつかんでいきました。
今は、失敗も多いですが、作ってみたいモチーフにあれこれ挑戦しています。
シャトルがあれば、いつでもどこでも楽しめるタティングレースですが、
その実、奥は深い。(やっぱりだけどね)
まだまだ習得するべきテクニックがある私ですが、これからタティングレースをやってみようかなという方に、初心者ならではの「はじめの一歩」的なアドバイスをお伝えしてみようかと思います。
次回は、「はじめからあるとよいもの」についてお伝えします。
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