回帰方程式がウィジェットに!【重回帰分析で冷え痛みを予防する】

読了時間: 約3分30秒
回帰方程式を統合する
重回帰分析によって、(お腹を冷やす)危険率を求める回帰方程式と、
一日の平均気温を求める回帰方程式を求めました。
しかし、もっと簡単にしたい。
この二つの回帰方程式は、その日の最高気温と最低気温を用いて、二段階で計算するようになっていたので、
一つの回帰方程式にまとめることにしました。
危険率を\( \ \mathrm{D} \ \)とし、最高気温を\( \ x_1 \ \)、最低気温を\( \ x_2 \ \)とする。
求める回帰方程式は、
\( \ \mathrm{D}=88.05+0.86x_1-3.72x_2 \ \)
求める回帰方程式は、
\( \ \mathrm{D}=88.05+0.86x_1-3.72x_2 \ \)
スマホに自動表示してくれない?
回帰方程式を求めたことで、その日の予想最高気温と予想最低気温がわかれば、危険率がわかるようになったのですが、どんどん欲がわいてくるもんです。スマホに危険率が自動表示されるようにならないかなぁ。と。
スプレッドシートに最高気温と最低気温を入力すれば危険率を求められるのですが、
最高気温と最低気温を調べ、
スプレッドシートを入力する。というのがめんどくさい。

いや、最初の頃はまじめにやるだろうけれど、そのうち、間違いなくめんどくさがるはず。
ウィジェット作成アプリ『KWGT Kustom Widget Maker』を勧められ、
四苦八苦したけれど、我ながら満足のいくスマホ用のウィジェットが作成できました。
KWGTでやったこと。
KWGTというのは、おそらくKustom WidGeT の略で、KLWP というのもあります。こちらは、LiveWallPaper、ライブ壁紙が作成できるアプリのようです。
KWGTをスマホにインストールして、
画面で「ウィジェット」を選択し、作成したい大きさを決めます。
仮ウィジェットをタップすると、編集画面が起動するので、
「テキスト」パーツを追加して、そこに回帰方程式を入力すれば、ほぼ完成です。
KWGT内には、「天気」という項目があり、天気データのソースが選択できます。
私は、OpenWeatherMap を選択しています。

これまでの回帰方程式では、最高気温を\( \ x_1 \ \)と表していましたが、
wf(max,0)とすることで、OpenWeatherMapから、予想最高気温を自動取得してくれます。
同様に、回帰方程式で、\( \ x_2 \ \)としていた最低気温をwf(min,0) としておけば、
OpenWeatherMapから、予想最低気温を自動取得してくれます。
wf(max,0)とすることで、OpenWeatherMapから、予想最高気温を自動取得してくれます。
同様に、回帰方程式で、\( \ x_2 \ \)としていた最低気温をwf(min,0) としておけば、
OpenWeatherMapから、予想最低気温を自動取得してくれます。
ちなみに、KWGTは、アプリ自体の日本語化は可能です。
ですから、操作に戸惑うことはありません。
しかし、テキストフォーム内に直接日本語を入力することができません。
(英数字入力しかできないと思っておいたほうがいいです)
今回もウィジェットを作成するにあたり、
「今日(の危険率)」「明日(の危険率)」などを入力・表示させたかったのですが、
直接入力ができなかったので、
日本語入力ができるアプリ(メールとかラインとか、検索窓とかなんでもいい)でテキスト入力をしておいて、
それをコピペする。という間接的な入力で問題を解決しました。

ペーストは問題なくできますので、この方法でしのぐのが効率的だと思います。
「なんとなく」が根拠に変わった
年々体に無理が利かなくなっているとは思っていましたが、あらためてデータを使って分析してみると、「たまたまかも?」とか「なんとなくこの時期は…」なんて曖昧だったものが、
根拠のある事実・現実になりました。
加齢により、体温調節機能がうまくはたらかなくなってきているようです。

加齢が原因なのは、間違いないのですが、
30代以降、活動の質や量を下げないため、夏や冬に積極的にエアコンを使用するようになったので、そのことも、体温調節機能をスポイルする要因になっているのかもしれません。
30代以降、活動の質や量を下げないため、夏や冬に積極的にエアコンを使用するようになったので、そのことも、体温調節機能をスポイルする要因になっているのかもしれません。
実際、重回帰分析を知って、気温と痛みの関連性を導き出せたわけですからね。

3月中旬から4月いっぱいは、まだまだ寒く、
温度変化も著しいので、体には厳しい時期ということがわかります。
「春は名のみの〜♪」って歌がありますが、まさにそのとおり。
「春」とか「ぽかぽか」とか「3月だから」「4月だから」などと、
暖かそうなのはイメージだけなんです。
日差しが強くなってきますが、風のある日はまだまだ寒いのが3月中旬から5月上旬の実状なのかもしれません。
昨年末、なんとなく多変量解析の勉強を始め、
ひとまず重回帰分析までできるようになったのですが、
いまひとつ、活用できずにいました。

ほぼ毎週のように競馬予想をしているのですが、まだ結果が出ていません。
まさか体調管理に役立つとは。
興味・関心を持ったら、何でもやってみるもんですね。

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