お雛さまが変体仮名を連れてきた【雛人形と変体仮名と私】
3月1日、お雛さまに出会う
2023年3月1日、Amazon でお雛さまに出会いました。
瀬戸焼のお雛さまです。
引き目で、ふっくらしたお顔に、ころんとしたフォルム、
お内裏さまは黒、お雛さまが赤という
オーソドックスだけどビビットな着物の色も気に入りました。
雛人形は、持った女の子に降りかかる厄災を代わりに引き受けてくれる意味もあるので、
その子だけの雛人形であることがわかる名札をつけるサービスがありますが、
このお雛さまにもあったので、気恥ずかしいけれどお願いしました。
こういうとき、ネットショッピングや配送業者さんの底力を感じますね。
3月1日に頼んだのに、3月3日には届き、飾ることができました。
ありがとう! Amazon!
ありがとう!クロネコヤマト!
ちなみにお雛さまは、啓蟄(けいちつ)まで飾れるので、
2023年は、3月6日まで楽しめました。
3月の啓蟄(けいちつ)にお雛さまをしまうようにしています。
思いがけず変体仮名を発見!
お雛さまのかわいさは、期待通りだったのですが、
外箱に変体仮名を発見したのは、思いがけないことでした。
外箱は、お雛さまにふさわしく、ピンクの地にところどころうぐいす色の斑点が散らしてあり、
白抜きで変体仮名がプリントされていました。
どうやら和歌のようで、(変体仮名✕和歌パターンは多いですね)
しかも二首書かれているみたい!
なんていい桃の節句なんでしょう。
何が書かれているのか、
自力でどこまで読めるのか、
歌とお雛さまに関係はあるのか。
今年は、あと数日しかお雛さまを眺めることができませんが、
お雛さまが来てくれたことで、
自分の変体仮名読解力を高めたり、書かれている内容を調べるという楽しみが増えました。
昨年12月に、大崎下島の御手洗天満宮で変体仮名を見つけて以来ですので、
3ヶ月ぶりの変体仮名です。
思い起こせば、その前は10月ごろにネイルのポスターから変体仮名を見つけていたので、
変体仮名に出会うスパンが短くなっているような気がします。
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