病院嫌いはつらいよ【新型コロナウイルス襲来セリ!】
病院嫌いの私。
ここ数年のわたしは、病院嫌いをこじらせているので、
今回もなんとか病院に行かないで済むようにできないものか。と思いましたが、
いろいろ事情がありまして、意を決して病院に行ってきました。
病院の玄関先で電話し、マスク、ゴーグルをした人に案内されて、
ガレージを医療用のカーテン(裾にチェーンのおもりが入ったシャワーカーテンのゴツいやつ)で仕切り、
ベッドや椅子、簡易エアコンなどを設置した急ごしらえの検査テントに入りました。
結構待ち時間が長くて、2時間弱はそこにいました。
簡易エアコンがあるとはいえ、もとはガレージですから、気温調整などを想定したつくりになっていないのもありますし、
症状は軽いものの、本調子ではない上、
なにしろ、病院嫌いのせいでしょう。
だんだん調子が悪くなってくるのです。(笑)
夫とLINEでやりとりをするのですが、
「もう帰りたい。」と泣き言を言ってました。
1分とかからず陽性判定
問診票に答えてから、40分ぐらいは待ったでしょうか。
ようやく検査キットをもった看護師さんがやってきました。
鼻の穴にほそ〜い綿棒を突っ込んでぐりぐりと粘液を採取するわけですが、
コロナはとにかく飛沫感染がこわいので、
看護師さんは、私の右隣やや後方に立ってました。
そして、「マスクから鼻だけ出してくださいね」と言われ、
出したらすぐに、綿棒が入ります。
鼻の付け根よりもうちょっと先ぐらいまで突っ込んでるんじゃないでしょうか。
あきらかに素人じゃ、おそろしくて突っ込めないところまですす〜っと入れて、
「は〜い、じゃ、グリグリしますので、我慢ね〜」と。
5回ぐらいは、グリグリされて、すっと引き出したと思ったら、
「は〜い、反対側もグリグリしま〜す。もうちょっと頑張って〜」
こういうときは、年齢なんて関係ないんでしょうね。
子供をなだめる、あやすように励ましながら、サクッと仕事を終わらせる看護師さんなのでした。
両方の鼻の穴の奥をグリグリされ、
一気に気力体力を削られた私ですが、
検査開始から1分と経たぬうちに、看護師さんが再び現れました。
「うっすらじゃけどね、ここ(コロナ陽性を表すところ)に線が入りよるけん、
おそらく、コロナの陽性で間違いないですね。」と看護師さんに言われました。
解放感と押し寄せる疲労
その後、お医者さんや薬剤師さんから電話連絡があって、
支払いを済ませ、薬をもらって帰るわけですが、
なにしろ解放感がハンパない。(笑)
夫も仕事を午前中で切り上げて帰ってきてたようだったので、
コンビニでお昼ごはんを買って帰りたいぐらい元気だったのですが、
おとなしく帰るか。
と帰りました。
まぁ、前日まではせっせと買い物に行っていたので、
食べ物は家にありましたしね。
しかし、お昼ごはんを食べて、
処方された薬を飲んだら、一気に疲労感が押し寄せてきて、
寝てしまいました。
ペット動画などで、病院帰りの犬や猫が、
ご褒美のおやつをもらいつつも、なんとなく元気がなくてぐったりしているのを見ることがあります。
と不思議だったのですが、
この日、身をもって彼らの気持ちがわかりました。
医療者が自分にどういうことをしてくれるのかが理解できる人間でもぐったりするのですから、
犬や猫はなおさらぐったりするんでしょうね。
(だから、平気なふりをするんだろうな)
今度、病院帰りのペット動画を見るときは、
もうちょっと彼らに同情しながら見ようと心に決めたのでした。
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