「先生モード」になれる服を買いまくる
「教える」現場に戻ることになり、まず困ったのが、服装でした。
やっぱり「先生」らしく見える服って大事ですよね。
自分としては結構高価な服を買い漁りました。(笑)
おしゃれなんか目指しません。そもそもそんなセンスありませんから。
生徒から、「あの先生は、こういう感じ。」と記号化されてしまえばしめたものです。
とにかく、機能性があり、汚れが目立ちにくく、洗濯しやすい。
それでいて、カチッとして見えればいいのです。
「先生」モードになれる服を買い、それを「制服」化することにしました。
あとは、「授業に集中できる」ことも大事な条件でした。
言い換えるなら、着ていて恥ずかしくない服でしょうか。
いったん記号化してしまえば、他人は「私の服装」など気にしていないのでしょうが、
自分だけはいつまでも気にしてしまいます。
誰にするわけでもない言い訳を脳内でぐるぐるさせるのは嫌なのと、
値段と品質はある程度比例すると思っているので、
ファストファッションで過ごしてきた自分にしては、高価な服を買うようになりました。
ちょうど服を買う時期、
職場の後輩とファストファッションのアイテムがかぶることがあった中年女性の経験談をネット記事で読みました。
機能的でコスパがいいから。という理由で、
その女性はファストファッションを利用していましたが、
後輩は、そのようには受け止めていないように感じたとのことでした。
後輩は口にはしませんでしたが、「20年近く勤めても、○○の服しか買えない職場なんだ。。。」とがっかりしているように見えたそうです。
後輩には、彼女がどういう理由でファストファッションを利用しているのか。を考える想像力を求めたいですが、
しかし、いつの間にか「中堅」と呼ばれる年代になった私たちには、若い人たちが将来に希望を持てるロールモデルとしての役割も求められているんだなぁ。と思った記事でした。
ひとまず、「先生」である半年が過ごせる服は調ったので、
現在は「仕事」に集中できていると思います。(笑)
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