出会いと追い越しパターン 池の周りを回ってみる。【 16/21 】 中学数学の速さ・時間・距離に関する問題
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問題
【 16/21 】 周囲が3600mの池があります。
この池を輪二郎は自転車で、歩美は徒歩で回ります。
同じところを同時に出発して、反対の方向に回ると15分後にはじめて出会います。
また、同じ方向に回ると、輪二郎は歩美に30分後にはじめて追いつきます。
輪二郎と歩美の分速をそれぞれ求めなさい。
この池を輪二郎は自転車で、歩美は徒歩で回ります。
同じところを同時に出発して、反対の方向に回ると15分後にはじめて出会います。
また、同じ方向に回ると、輪二郎は歩美に30分後にはじめて追いつきます。
輪二郎と歩美の分速をそれぞれ求めなさい。
池のある地点から二人が反対方向へ進んでしばらくして出会う。というのは、
それぞれが一定時間進んだ距離の和が、池の長さに等しいということを表しています。
また、池のある地点から二人が同じ方向へ進んで、その後追い越されるということは、
速い方と遅い方の進んだ距離の差が池の長さに等しいことを表しています。
「池の周りを回ってみる」問題の多くは、このパターンが多いです。
それぞれが一定時間進んだ距離の和が、池の長さに等しいということを表しています。
また、池のある地点から二人が同じ方向へ進んで、その後追い越されるということは、
速い方と遅い方の進んだ距離の差が池の長さに等しいことを表しています。
「池の周りを回ってみる」問題の多くは、このパターンが多いです。
輪二郎の速さを\( \ x \ \)m/分、歩美の速さを\( \ y \ \)m/分とする。
輪二郎が\( \ 15 \ \)分間で進んだ距離と歩美が\( \ 15 \ \)分間で進んだ距離の和が\( \ 3600 \ \)mだから
輪二郎が\( \ 15 \ \)分間で進んだ距離と歩美が\( \ 15 \ \)分間で進んだ距離の和が\( \ 3600 \ \)mだから
$$\begin{align}15x+15y=&3600\quad \cdots \ ①\end{align}$$
また、輪二郎が\( \ 30 \ \)分間で進んだ距離と歩美が\( \ 30 \ \)分間で進んだ距離の差が\( \ 3600 \ \)mだから
$$\begin{align}30x-30y=&3600\quad \cdots \ ②\end{align}$$ ①、②の連立方程式を解いて $$\begin{align}x=&180 \\\\ y=&60 \end{align}$$
輪二郎: \( \ 180 \ \)m/分
歩美: \( \ 60 \ \)m/分
歩美: \( \ 60 \ \)m/分
「池の周りを回ってみる」シリーズは、2021年現在21記事あります。
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