損益算34本ノック【 33 / 34 】必勝パターンを手に入れろ!
SPI検査の非言語分野の「損益算」が苦手、
例題や解説を読んでも解き方がわからない。
原価や仕入れ値、定価や利益の意味がイマイチよくわからなくて、損益算問題を難しい認定してしまい、あげく捨ててしまう。。。
公式があるようだけど、解く間に何がなんだかわからなくなってしまう。
そんな方のため、Yahoo!知恵袋から34題を拾ってきて、解いてみました。
損益算が難しいと感じる、できないと思ってしまうのは、
手順が定まっていないからです。
カレーをつくるとき、じゃがいもを切っていないのに、カレールーを鍋に入れる人はいませんね。
一定の手順を踏めば、必ずできるようになるはずです。
料理の手順のように、毎回決まったやり方で解いていきますので、練習するうちに損益算への苦手意識も消えると思います。
また、苦手なのは、練習量の不足も原因でしょう。34題をガシガシ解いて、得意な問題にしてください。
解法
原価(仕入れ値)を\( \ \mathrm{G} \ \), 定価を\( \ \mathrm{T} \ \), 値引き後の売値(売価)を\( \ \mathrm{B} \ \), 利益総額を\( \ \mathrm{R} \ \)とする.
商品を\( \ 100 \ \)個仕入れ、そのうち \( \ x \ \)個が不良品だったと仮定する。
(ただし、\( \ x \ \) は \( \ 0 \lt x \lt 100\ \)の整数)
すなわち、販売できるのは\( \ 100-x \ \)個である。
しかし、定価で販売したとき、仕入れた商品の\( \ 2 \ \)割が売れ残ったので、
\( \ 20 \ \)個が売れ残ったことになる。
つまり、定価で販売できたのは、\( \ 100-x-20=80-x \ \)個ということになる。
$$\begin{align}\mathrm{R}=\left( 80-x\right)\mathrm{T}+20\mathrm{B}-100\mathrm{G}=&0.29\times 100\mathrm{G} \\\\
\left( 80-x\right)\mathrm{T}+20\times 0.7\mathrm{T}=&129\mathrm{G} \\\\
\left( 94-x\right)\times 1.5\mathrm{G}=&129\mathrm{G}\\\\ \mathrm{G} \neq 0 \ より、&両辺を1.5\mathrm{G}で割る\\\\
94-x=&\displaystyle\frac{129}{1.5}\\\\ x=&94-\displaystyle\frac{129}{1.5}\\\\ x=&8 \end{align}$$
こたえ
解法動画あります。
ほかの問題にもチャレンジ!
2021年現在、損益算に関する問題は、34個あります。
時間の許す限りたくさん解いて、解き方を習得してください。
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