表計算ソフトで何回目の誕生日かを自動表示させる
母の年齢にびっくり!
昨年のことですが、母が古希を迎えることに気づいて驚きました。
まぁ、かくいう私もアラフィフになろうとしているんだから、当然なんですよね。
変な話、親って古希を迎えるんだ〜。としみじみ認識したできごとでした。
あんまり年取ってくると、誕生日は覚えているけれど、何歳になったかは数えない。
(なんなら、自分の年齢も即答できないときがあります)
とはいえ、60歳を超えると、長寿を祝う年齢が結構小刻みに設定されていますから、できれば何歳の誕生日なのかがわかるようにしておいたほうがよさそうです。
この際、表計算ソフトを用いて、何回目の誕生日なのかが自動計算されるようにしてみました。
今日は何年?
前提
以下、前提として3月はじまりのスケジュール帳に誕生日を書くものとします。
「年」を取り出す
表計算ソフトのA1セルに「=TODAY()」を書きます。
これで、その日の日付が自動表示されます。
A2セルに「=YEAR(A1)」を書きます。
すると、A2セルにその日の西暦が表示されます。
誕生日で並び替える
スケジュール帳に誕生日を書き込むのが目的なので、それぞれの誕生日が、月や日の順番で並んでいる方が書きやすいですよね。
後で並び替えますので、まずは思いつくまま入力してください。
まずは、A3セルに「名前」、B3セルに「誕生日(を4桁で)」、C3セルに「生年(昭和で)」を書いていきます。
特に誕生日に関しては、8月3日なら「0803」、12月28日なら「1228」として入力します。
ただし、3月はじまりのスケジュール帳の場合、1月と2月は、翌年になってしまうので、
1月17日なら「1317」、2月25日なら「1425」と入力するとよいでしょう。
スケジュール帳に書きたい誕生日や記念日などを上記のように入力したら、
その範囲を選択して、「誕生日」を基準として昇順(小さい順から大きい順に並ぶ)で並べます。
昭和を西暦に直す
昭和○年を西暦表計算ソフトで何回目の誕生日かを自動表示させる年に変換していきます。
D4セルに、「=C3セル+1925」を入力します。
D4セルの右下を下にドラッグすれば、自動計算されます。
何回目の誕生日?
それではいよいよ「何回目の誕生日か」を計算していきます。
E4セルに「=(A2を選択後F4で絶対参照)-(D4)」を入力します。
絶対参照は、A2セルを必ず参照してね!という意味ですので、忘れずに行うようにしてください。
E4セルの右下を下にドラッグすれば、自動計算されます。
1月・2月生まれは「+1」をする
3月はじまりのスケジュール帳の場合、1月と2月は翌年迎えることになりますね。
このふたつの月に生まれている人については、E列の計算に「+1」をしてください。
たとえば、E12セルに「1月17日」があったとします。
このとき、E12セルには、すでに「=(A2を選択後F4で絶対参照)-(D12)」と書かれていると思いますが、
「=(A2を選択後F4で絶対参照)-(D12)+1」とします。
一回作ってしまえば、来年以降は自動的に更新されますので、いちいち計算する必要がなくなりますね。
自分に関係のある人が何歳になるのかがわかると、その人のことを考える時間がちょっと増えそうな気もします。
今年は、メールや誕生日カードに「表計算ソフトで何回目の誕生日かを自動表示させる歳の誕生日おめでとう!」と書こうかなと思います。
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