強いゴブリンを酷使して思うこと
2021年秋ごろから、『金とゴブリンの採掘ゲーム』をやっています。
顔と上半身が緑色のゴブリンが、採掘をし、宝やお金、ポーションなどを見つけていくゲームです。
もともとは、ツムツムをやっていて、ゲームの途中で流れる広告で興味をもってはじめたのですが、
このゲームも、「広告を見て◎◎ゲット!」というシステムがあり、めんどくさくなったので、初回1600円ほど課金して広告を表示されないようにしてしまいました。
実際、広告を見なくてもお宝がゲットできるようになりましたし、ゲーム内のアイテム購入に使える宝石もかなりもらえましたので、お手頃な課金だったといえます。
ゲームのルールはいたってシンプル。
レベル1のゴブリン2体で、レベル2のゴブリン1体に進化。
レベル2のゴブリン2体で、レベル3のゴブリン1体に進化します。
レベルが1上がると、採掘時間はおよそ半分になります。
だから、レベル1で2分かかるところをレベル2なら1分で採掘できるんですね。
こうやって、少しずつレベルの低いゴブリンを合体させながら採掘を進めていきます。
徐々に効率の良いゲームの進め方がわかってきたのですが、
ゴブリンに教えられることがあり、しみじみしてしまいました。
ゴブリンと同じく、採掘する岩や宝箱にもレベルがついています。
レベル1よりレベル2の方が採掘には時間がかかり、
ゴブリンのレベルが岩や宝箱のレベルに近いか、上回っていれば早く採掘することができます。
ゲームが進んで、いろんなレベルのゴブリンができてくると、
私は、最もレベルの高いゴブリンに最も低いレベルの岩や宝箱の採掘させ、
逆に最も低いレベルのゴブリンに、最も高いレベルの岩や宝箱を採掘させます。
レベルの高いゴブリンは、あっという間に採掘を済ませてしまうので、結果的に効率よくゲームが進められるのです。
場合によっては、よわ〜いゴブリンが、採掘終了まで300日!なんて岩を任されることもありますが、
彼がぽてぽて掘っている間に、強いゴブリンがさらに強くなって助けに来てくれるので、ちょっとしか掘れなくてもかまわないんですね。
ふと、
と思い、能力のある人は大変なんだなぁ。としみじみしてしまいました。
もちろん、よわ〜いゴブリンも働いています。
しかし、採掘した岩や宝箱の数は、強いゴブリンの比にならない。
ゴブリンはゲーム内の生き物ですから、掘る岩がなくなったとき以外は昼夜の別なく掘り続けます。
(イベントだから、高順位を取りたいから。とゴブリンたちに過酷な労働を強いるなんて、私はなんてひどいヤツだろうと思います)
弱いゴブリンは、弱すぎるために採掘からはずされることはありますが、
強いゴブリンは、文句もいわず、常に何かしら掘っています。
高い能力を有するがためのさだめとも言えるでしょうが、強いゴブリンも結構大変なんだなぁ。と思います。
人間社会に置き換えてみると、高い能力を有する人には、その人なりの大変さがあるんだろうな。と思えてきます。
たとえば、最前線で新型コロナウィルスと闘ってくださっている医療関係者の方々は、その能力を培うのに大変な努力をされ、二年以上も自身のQOLそっちのけで治療にあたってくださっています。
また、遅ればせのブームがやってきたのですが、『鬼滅の刃 無限列車篇』の煉獄杏寿郎も命を賭して鬼と闘い、部下であるかまぼこ隊を守り抜きました。
このモチベーションはなんなのか。
煉獄さんのお母さんの言葉に集約されているように思います。
うろ覚えですが、「力の強い者は弱い者を守らなければならない」という教えが、煉獄さんの信念となったからこそ、あの闘いぶりになったんだろうと思います。
もともとは、「強いゴブリンよ、休まず働かせてごめん!(大変だよね)」というたわいもないレベルのことを書くつもりだったのですが、あれこれ派生してしまいました。
まぁ、強いゴブリンにはとうていおよびませんが、私もしっかり自己研鑽を積んで、持てる力を発揮したいと思います。
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