えんぴつシャープはオススメ。【 大学入学共通テストにむけて 】
大学受験とは試験教科や科目の勉強がすべてではありません。
いかに質のよい日常生活を過ごすかも重要なポイントです。
教科・科目の指導は、すでによい先生が携わってくださっているでしょうから、
元・再受験生の私は、実体験に基づいた試験当日までの注意点や会場での過ごし方などについて書いてみようと思います。
マーク式にはえんぴつがよい。
勉強するときに最も使う筆記用具は、シャープペンシルだと思います。
そして、最近の若い人は、芯が細く、薄い字を書くような印象を受けます。
太さ一定の字が、長く書けるという点で、シャープペンシルは有用ですが、
しかし、マークシート形式(以下マーク式)では不利な点もあります。
それはなんといっても芯が細いこと。
えんぴつに比べると、短時間で効率よく塗りつぶすには不向きといえます。
芯の違いが得点の違い!?
また、2021年1月6日のAERAには、
『大学入学共通テストはシャープペン「ダメ」 読み取りに影響するそのワケとは?』という記事もありました。
記事を抜粋しまとめてみます。
「受験上の注意」に 「解答には、必ず黒鉛筆(H、F、HBに限る。)及びプラスチック製の消しゴムを使用してください。黒鉛筆以外のもの(シャープペンシル等)を使用してマークした場合には、解答が読み取れないことがありますので、使用しないでください」と書かれているのは、
シャープペンシルとえんぴつの芯の作りに違いがあり、
それがマークシートの読み取りを左右する可能性があるからなんだそうです。
えんぴつの芯が黒鉛と粘土を焼き固めて作られるのに対し、シャープペンシルの芯は強度を増すため、粘土の代わりにプラスチックが使われているのだそうです。
マークシートの読み取りは、光学式の読み取り機械、OMR(Optical Mark Reader)を用いて行われますが、OMRは炭素への光の反射を読み取っているので、えんぴつと違う成分が含まれた細くて硬いシャープペンシルの芯で塗りつぶすと、マーク部分が大きく傷ついたり、へこみが出たりして、最悪の場合、読み取りに影響が出る可能性があるのだとか。
また、えんぴつの濃さが「H、F、HBに限る」と指定されているのは、
「塗りやすい芯の軟らかさを考慮し」たためだそうです。
大学入試センターが「H、F、HBの黒えんぴつ」を必ず使用するようにと指定しているのは、
光学式の読み取り機械、OMR(Optical Mark Reader)で誤認識を極力避け、適正な読み取りができるようにするためだったんですね。
つまり、使う筆記用具の芯の違いが、点数の違いにつながりかねないというわけです。
0.9mmのえんぴつシャープはオススメ
上のまとめ記事を紹介してしまうと、おすすめしにくいのですが、
私が再受験生としてセンター試験を受けていたときは、コクヨのえんぴつシャープを使っていました。
個人的には0.9mmがオススメです。
私は、濃くて太い字を書くのが好みなので、
シャープペンシルも0.7mm、濃さは2Bを使っていました。
0.7mmでも、マークを塗るには時間がかかるように思いましたので、
1.3mmのえんぴつシャープを使ってみました。
太字ごのみの私には、抜群の書き味でしたし、塗りつぶしも早くなりましたが、
字が大きくなってしまうのが難点でした。
(これはフリースペースの少ない問題用紙で、解法を書くのには不向きです)
0.7mmと1.3mmをそれぞれ使ってみた結果、
0.9mmのえんぴつシャープが、
マークを効率的に塗りつぶせて、ほどほどの大きさの字で書き続けられ、書き味もよいという条件を満たせるとわかりました。
0.9mmのシャープペンシルを愛用しています。
お気に入りは、トンボ鉛筆の 「ZOOM 505sh 0.9 SH-2000CZ09」 です。
消しゴムは、プラスの 「オムニ 2B~6B用」が消し心地がいいです。
以前はコクヨの「小学生用消しゴム2B」を使っていたのですが、
オムニは、ほどよい柔らかさと粘りがあって消してて気持ちがいいんですよね。
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えんぴつに慣れておこう。
えんぴつシャープを使ってマークシートを塗りつぶしても、一応大学合格は果たせましたので、
OMRの読み取り精度はかなり高めてあるとは思いますが、
「受験上の注意」にわざわざ筆記用具やその濃さまでが「必ず」と指定してある以上、
指示には従っておいたほうがよいですね。
また、ほとんどの人が、えんぴつを使うのは小学生以来だと思いますので、
早めに買い求めて、使い慣れておくようにしましょう。
ほかにもいろいろ書いてます♪
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