見直しノートの作り方【国公立大学二次試験まであと9日】
「見直しノート」を作るのに準備するもの。
以下に、「見直しノート」を作成するために必要なものを書きだしてみます。
できる範囲で準備してみてください。
B6サイズノート
私のおすすめは、セリアに売っている協和紙工のダブルリングドット方眼ノート(B6サイズ)です。
持ち運びやすいサイズですし、
横長で使うと、大きい文字で書いても、1ページ1事項なら十分に書き込めます。
80枚も入っているので、相当な分量書くことができます。
メモ帳というよりは、かろうじてノートと呼べるサイズなので、小さな文字で書きこむことも可能です。
自由自在に使える最大公約数的なサイズのノートです。
サインペン(3色程度まで)
信号機や道路標識が理想。と書いたように、シンプルで、ぱっと目に入りやすいノートを作成したいので、
なるべく太めのペンを使い、大きめの字で書いてください。
「見直しノート」を作成するのに、さすがに黒1色では、メリハリがなくて、かえって眺めにくいと思いますので、
赤か青など、お気に入りの色があれば、それを使ってほしいのですが、
あんまり色が多いのも、眺めるべきポイントがわからなくなりますので、
黒・赤・青など、使っても3色までにとどめておきましょう。
なお、色ごとに緊急度を設定しておくといいですね。
赤:もういっぱいいっぱい!何も頭に入らない!
青:赤より重要度は落ちるけど、おさえておきたいところ
黒:通常のシャーペンなどと同じ扱い
こうすると、あと5分しか見直せない。となれば、
赤だけ拾っていく。など、効率よくノートを周回できるようになります。
これまで使ってきたテキスト・プリント・ノート類
この大量の紙類を試験会場に持って行かないための「見直しノート」ですから、
試験会場に持って行くつもりだったものは、すべて集めてください。
「見直しノート」作成作業の前に、これらの紙類を教科ごとに積み分けて、写真を撮ってみたりするのもいいですね。
「うわ~、こんなに勉強したんだ!」と思えるでしょうし、
「これが、どれだけコンパクトにできるんだろうか?」と、自分を試すようで、ワクワクしてくるかもしれません。
大学の要項と時刻表、受験票など
試験当日のスケジュール、試験会場までのアクセス方法や時刻表、受験番号(センター・二次両方)、大学の緊急連絡先など、試験当日の重要な情報を「見直しノート」に集約させておくと、慌てないですみますね。
「眺めやすく」するのがポイント。
さて、それでは「見直しノート」の作り方を説明していきます。
「見直しノート」の作成で必ず守りたいポイントは、
B6サイズノートを横長にして、常に下のページに書く。
まぁ、ほぼこれだけです。
目線を固定し、ページをめくって、重要事項を眺める。ようにしたいので、
常に下のページに書いていきます。
もう少しわかりやすいよう、
公共交通機関を利用して、試験会場に向かい、
午前中に「英語」の試験が行われ、
昼食時間をはさみ、
午後から「数学」の試験が行われる。という設定で説明します。
試験当日のスケジュールを書く。
「英語」の試験より前に、まずは試験会場にアクセスしなければなりませんので、
ノートを横長に置いた、下のページに、
一日のスケジュール(なんなら起床時刻ぐらいから)を書き込んでいきます。
試験会場まで、公共交通機関を利用する人は、
時刻、停留所や駅の名前、バスや電車の番号など、できるだけ詳細に書いておくと、
不慣れな土地でもあわてないでいいですよね。
また、当日はどんなハプニングがあるかわかりませんので、
大学の緊急連絡先なども書いておくといいと思います。
さらにさらに、絶対ないように何度も何度も確認するとは思いますが、
共通テストと国公立二次の受験票を忘れたりする可能性もありますので、
受験番号もぜひ書き留めておきましょう。
英語に関する重要事項をひたすら書いていく。
試験会場までのアクセスなどを書き込んだので、
同じく、ノートを横長にした下のページに、英語に関して、あなたが覚えておきたいこと、
覚えているけど、自信がなくて、いつもいつも見直してしまうことなどをどんどん書いていきます。
単語などは、1ページずつではもったいないでしょうから、
サインペンを使った大きな字でも書ける2~3語ぐらいをまとめておくとよいでしょうね。
「眺めやすい」ノートづくりが重要ですので、ゆったりしたページづくりをしてください。
数学に関する重要事項をひたすら書いていく。
午後からは、数学の試験なので、気分を切り換えるべく、
ノートをひっくり返し、
裏表紙の方向から「数学」の重要事項を書いていきます。
理解度は見ている時間にはさほど比例しない。
「丁寧な一回より、雑な十回のほうがいい。」というような格言がありますが、
勉強に関してはまさにその通りのようです。
じっくり読んでも、飛ばし読みをしても、理解度はさほど変わらないんだとか。
これまでに勉強してきた内容ですし、「見直しノート」を作成する際に、
ぱっとわかりやすいように、要点だけをまとめているはずですから、
リズムよくページをめくり、どんどん目に映すだけでも、十分に思い出せると思います。
また、ノートを作成していた日のエピソードなどと紐付けされるので、
記憶がより強固となっている可能性が高いです。
(このページ、あの服着て、コーヒー飲みながら書いてたんだよな~。)とかね。
実際に手を動かして行ったことは、自分を裏切らないもので、
度忘れしても、シチュエーションを思い出せば、ひょっこり思い出せることもあります。
何度も何度も眺める方が効果がありますので、
限られた時間の中で、何回読み返せたかを試してみるのもいいですね。
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【大学入学共通テストにむけて】シリーズもあります。
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