利用した店舗の体験談:C店【習慣化に失敗!ちょこザップ、退会します】

1年半利用したちょこザップですが、いろいろな不満があり、最終的に「(私にとっては)コスパが悪い」と判断したため、退会することにしました。
2025年2月1日から数回にわたって、退会の決断をした理由や、運動をはじめとする、ものごとの「習慣化」についてあれこれ考えたことを書いてみようと思います。
この記事は、
1. 現在、ちょこザップなどの低価格帯ジムを利用しているが、満足しておらず、継続するかどうか迷っている人
2. 運動習慣を身につけたくて、ちょこザップのような低価格帯のジムの利用を検討している人
3. 運動習慣をつけることに価値を感じている人、または「習慣化」に興味を持っている人
4. 「習慣化」に失敗し、疑問や悩みを持っている人、または解決策を探している人
のお役に立つのではないかと思います。
「ちょこザップ 退会」が大きく目を引くと思いますが、「習慣化」に関する私の考えもお示ししたいと思います。
C店での1年:制約が生んだ負のスパイラル
転勤・転居後に利用することになったC店は、ショッピングセンター内にありました。
利用時間がショッピングセンターの営業時間に準拠するので、
そもそも24時間いつでも利用できるという状態ではありませんでした。
また、駅に隣接したショッピングセンターでしたので、賃料が高かったのでしょう、
スペースが小さいので、マシンの数が相当少なかったです。
A店やB店は、ちょこザップとして提供できるマシンのフルセット(12〜13種類)をほぼ備えていたと思うのですが、C店は7種類ぐらいの提供でした。
この利用可能時間の短さと、マシンの種類や数の少なさは、利用者の集中を引き起こしました。
常時、人口密度が高い状態となり、
マシンの利用が「早い者勝ち」制になり、
順番を待って手持ち無沙汰そうにロッカーの周辺でスマホをいじるような人がよく見受けられました。
利用者間の摩擦
利用可能時間の短さと、マシンの種類や数の少なさから、
利用者が集中し、それぞれの不満から、会員同士の思いやりが欠けていったと思います。
互いに無言ですが、ギスギスした雰囲気が立ち込めていました。
ちょこザップは、利用者に対し、「各マシンの利用を、15分から20分ぐらいにとどめる」よう、お願いのメッセージを発信しています。(ポスターや動画など)
しかし、そのルールを守らない・無視する利用者さんが多かったですね。
ジム初心者の無謀な挑戦が引き起こすマシンクラッシュ
また、利用者の中には、ちょこザップがジムデビューの人もいて、
筋トレガチ勢みたいな高負荷でトレーニングして、マシンをあっという間に壊してしまう
クラッシャー、デストロイヤーもいました。
ただでさえ、多くの利用者のニーズを満足させられない状態なのに、
このクラッシャーが、利用できるマシンの数を減らしていくので、
利用者は、さらに残されたマシンに集中します。
すると、短時間に、複数の利用者によって負荷がかけられるので、
ほどなくそのマシンも故障してしまう、という悪循環を引き起こしました。
(相場からすれば、低価格かもしれないが、それでも利用料を払っているのだから)と思うと、
早く修理してもらいたいと思うところですが、
ちょこザップには常駐スタッフがいません。
その代わり、月額会員の中から、ジム内の清掃やマシンの管理、故障の報告などをすることで、利用料が割り引かれる「準スタッフ」を募り、日々の運営を任せています。
これらの「準スタッフ」さんたちも、報告を上げてくださっていたのでしょうが、
修理され、再び使えるまでに、ひと月近くかかったこともありました。
「負のスパイラル」は、環境の制約が引き起こした
私は、C店について、
利用可能時間の短さ、利用者数に対する店舗面積の小ささという「環境の制約」が原因で、
短時間に利用者が集中する、利用者同士の思いやりの欠如、マシンの適切な利用法を理解しないクラッシャーの存在、などの「負のスパイラル」を生み出したと考えています。
本来ならば、マシンの種類や数が少なくても、あれこれ利用してトレーニングしたいところですが、
結局、行っても、自分のタイミングで、利用できるわけではなく、
時を同じくする利用者同士に、互いに譲り合う・気を配り合う雰囲気も醸成されないので、
「行っても楽しくない」と思うようになりました。
エアロバイクは、人気が高いので、使えないことが多かったのですが、
デスクバイクは、導入からしばらくは予約制だった名残か、ほぼ空いていました。
ですから私は、20分間デスクバイクを漕いで、さっと帰る。というのがルーティンとなっていました。
ギスギスを加速する「ロッカー」問題
また、C店が、なんとなくギスギスした雰囲気だったのは、ロッカーの問題もあったと思います。
このお店は、ショッピングセンターの中にあるので、利用者のほとんどが、財布や貴重品を持っているはずです。
しかし、ちょこザップのロッカーは、「ロッカー」といわれて、想像するようなものではありません。
学校の下駄箱とか、カラーボックスをいくつも重ねたような、「棚」です。
C店の場合は、マシンの位置によっては、ロッカーが見えないこともありましたので、
貴重品の入ったかばんや、買い物したものなどを置いて、トレーニングにいそしむ。ということは難しかったと思います。
ですから、利用者のほとんどが、盗られても困らない・惜しくないもの(ペットボトルとか上着とか)を「ロッカー」に置き、貴重品の入ったかばんや、買い物したものを持って、マシンを移動していました。
(今、ふり返ると、その持ち歩くようすが、トレーニングには不釣り合いで、イラッとしていたように思います)
私は、お財布はやめて、スマホのバーコード決済を利用するようにし、(バーコード決済できないお店は利用しないつもりで)、トートバッグには、エコバッグと汗拭きシートなどを入れる程度にしていました。
また、買い物は、トレーニングの後にするようにする。というマイルールを作って、
「棚」ロッカーでも、心配がないようにしていました。
悲報!損失回避の心理、「負のスパイラル」に敗北
C店の利用期間は1年でしたが、「損失回避の心理」をはたらかせても、
なんだかんだ不満があり、億劫になって、思ったよりも通えませんでした。
また、2023年に続き、2024年にも転勤がありそうだとわかってからは、
11月は、行っておきたいところや、やっておきたいことにいそしんで、全く行かず、
12月は、引っ越しの準備や家探しなどに忙しく、1回しか行けませんでした。
でも、不思議と惜しいとは思いませんでしたね。
このC店を利用した1年で、ちょこザップに対する費用対効果(コスパ)を考えるようになっていったと思います。
「月額 3,278円(税込み)、もっといいお金の使い方があるんじゃないの?」と。
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