毒物劇物取扱者試験当日とその後。
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毒物劇物取扱者試験に関する体験談や勉強法の紹介は今回が最後になります。
最後は、2015年当時書いていたミニブログの記事を引用しながら、
ふきだしで、ちょっとフォローをしたいと思います。
2015年8月4日 福岡県毒物劇物取扱者試験
今日は、試験日でした。
試験会場付近の地理に疎いので、少し早めに出かけました。
駅に着いてからは、グーグルマップにルート案内してもらいました。
ホンマ、グーグルマップ様々です。(笑)
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Lukia
試験会場が私が住んでいた区からは遠く離れていて、なじみのない区だったので、とにかく遅れたり迷ったりしないよう、市営地下鉄の時刻や駅を降りてからの道を調べまくりました。不慣れな土地での試験の場合は、相当な準備をしておくことをオススメします。
受験者は、結構たくさんいました。
予定通り、ノートなどは持って行かなかったんだけど、
周りの人は、分厚い参考書とか、講座のテキストなどを持って来てました。
試験中は、筆記用具と時計だけ机の上に置けます。
筆記用具は、HB程度のえんぴつが指定されていますが、
シャープペンシルもOKでした。(特に禁止はされていない。)
マークシート式なら、えんぴつの方がいいでしょうが、数字を記入するタイプの試験でしたので、なんとか大丈夫でした。
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見なおす時間がないと判断したんでしょう。
受験者の年齢層は30代以上の人が多かったように思います。
仕事を中断して受験しに来てる。というような感じの服装の方が結構いらっしゃいました。
また、大学生かな?先生に引率され団体で受験しに来ている若い方もいらっしゃいました。
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受験票・筆記用具と並んで、腕時計などの時間を確認できるものは必須ですので、
忘れずに持っていくようにしてください。
試験時間は120分ですが、
60分経過したら、解答提出し、退出できます。
ただし、退出可能なのは、試験終了10分前まで。
私の試験室では、半分ぐらいの人が退出していました。
私も、40分ほどで解いて、2、3回解答チェック。
もう粘っても仕方がないので、退出してきました。
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当然、退出後の再入場はできません。
合格基準は、来週に発表され、
合格発表は、30日後です。
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8月4日に試験が実施され、
8月11日に合格基準の発表があり、
9月4日ごろに合格発表がありました。
2015年8月11日 県庁HPに合格基準発表
4日に受験、
11日(一週間後)に解答、合格基準が発表されると知らされていたのですが、
何時に発表かはわからず。。。
お役所だから10時きっかりとかかなぁ。。。
と思っていたのですが、
正午になっても発表されず。
11日以降。とか言ってたかも。
そんなら、今日とは限らないよね。
パソコンだの、スマホだのに張り付くのが嫌になったので、
思いっきり放置していました。(笑)
まぁ、試験当日の夜、自己採点して、
合格していそうだな。と自信があったからの放置でもありますが。
先ほど思い出して、県庁ホームページを検索したら、載っていました。
しかも、掲載日は11日。
夕方に載せたんだろか。
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Lukia
この場合、8月12日以降に見たほうがイライラしないで済んだんでしょうね。
解答も載っていたので、改めて採点。
自己採点との相違はありませんでした。
さて、合格基準ですが、2つの条件を満たさねばなりません。
条件1。全体の6割以上であること。
70問あるので、42点は必要です。
私は60点取れていたので、問題なし。
条件2。 各大問で4割以上取れていること。
極端に不得意なジャンルがあってはいけないということです。
これも問題なし。
というわけで、9月4日には合格証書がもらえると思います。
めでたしめでたし。
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得点が60点(満点は70点)なので、85.7%の得点率となります。
合格基準1は十分満たせています。
目標の得点を知って戦略的に勉強する。
合格基準が2つあり、そのどちらも満たさねば合格にならないのですが、
あらためて、それぞれの分野において、どのぐらい必要なのかが気になりました。
ここでは、福岡県の過去問をもとに計算し、表に表してみたいと思います。
分野 | 問題数 | 40%ライン | 60%ライン | |||
法規 | 25 | 10 | 15 | |||
基礎化学 | 15 | 6 | 9 | |||
性質・貯蔵・取扱 | 20 | 30 | 8 | 12 | 12 | 18 |
実地 | 10 | 4 | 6 | |||
合計 | 70 | 28 | 42 |
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言い訳っぽくなりますが、内容的には「性質・貯蔵・取扱」に近いので、当時も今も区別しておりませんでした。
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Lukia
問題数の多い順に力を入れよう。
4つの分野について、問題数の多い順に並び替えると、
1. 法規(25問)
2. 性質・貯蔵・取扱(20問)
3. 基礎化学(15問)
4. 実地(10問)
となります。
でも、性質・貯蔵・取扱と実地はあんまり区別する必要がない分野なので、2つの分野を合わせると、順位は大きく変わりますね。
1. 性質・貯蔵・取扱と実地(30問)
2. 法規(25問)
3. 基礎化学(15問)
この場合、1位と3位は、問題数に2倍の差があります。
こうしてみると、「性質・貯蔵・取扱」と「法規」の分野は、
勉強するのは大変だけれど、コスパのよい分野であるといえます。
これまでの私の記事を読み返していただくとよいのですが、
過去問と法規、
または過去問とまとめプリントを合わせて勉強すれば、
結構なんとかなる分野だといえるからです。
逆に、基礎化学分野は、合格基準2(40%以上の得点率を満たすこと)を満たせばよい。と考えて、
戦略的に勉強するべき分野だといえます。
というのも、基礎化学分野で出題される問題は、高校化学のそれとほぼ同内容だからです。
高校生が2〜3年かけて勉強するような広い範囲を、短期間でおさえるのは、無理!
時間をかけて勉強しても、最高で15点にしかなりません。
他の分野に比べると、あんまりコスパのよい分野ではないんですね。
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Lukia
8点獲得を目指して勉強しましょう。
過去問で頻出の問題だけを繰り返し解いて、解法を覚え込みます。
基礎化学分野に自信がなく、高得点が見込めない場合は、合格基準1を満たすべく、法規や性質・貯蔵・取扱分野でガッツリ点数を稼ぐのがよさそうです。
私の場合は、そもそもの受験理由が「化学系の資格か検定を受けたい。」というものだったので、
基礎化学分野はまったく苦労せず、むしろ本来コスパのいい分野に手こずりましたが、
教科とか科目としての化学から遠ざかって久しい方は、この分野の勉強に苦労されるかもしれませんね。
なにはともあれ、配点や合格基準を満たす最低得点を意識して、
各分野への力やペースを適切に配分するという戦略的な勉強が合格の鍵であることはまちがいありません。
合格してしまえば、こっちのもの。
実践的な勉強は後からついてくると開き直って、合格に必要な得点を稼げるコスパのよい勉強をするようにしましょう。
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