Nature Remo3を我が家のタイムキーパーに任命した話【水無月の物欲】
自室がタコツボ化した結果
問い: もともと集中しやすい人間が、快適な作業部屋を得るとどうなるか。
答え: 時を忘れて、部屋から出てこなくなります。
そして、このことが我が家に新たな問題を引き起こしました。
エアコンが届いてまもなくの頃、
たまたま夫が2日連続で、いつもよりも早い時間に帰宅しました。
私は、タコツボ、もとい、自室で作業をしていたので、
リビングの明かりは消えているし、
夫からは、私の気配はするが、私の姿は見えません。
これまで私の作業場はリビングだったので、
夫の帰宅時間を問わず、リビングの明かりはついており、私の声と姿が同時に聞ける・見られる状態でした。
もう、その状態が何年も、下手をすれば10年以上あたりまえだったのです。
エアコンが届いたとたん、この長年のあたりまえがあたりまえでなくなったので、
夫としては寂しかったようです。
いよいよ「スマートホーム化」に乗り出す
たまたま2日連続で夫が早く帰宅したことで、
私のタイムスケジュールとか、私が日中どこで過ごすかということが、
夫にも影響があることを知りました。
これまでどおり、夫が帰宅するころを見計らってリビングの電気をつけるようにはしたいけれど、
かといって、いない部屋の電気をつけておくのは不経済ですし、
リモコン操作をするためだけに、
わざわざ作業を中断して部屋を移動するのはめんどくさい。
あらたなジレンマに遭遇して、モヤモヤしていたとき、
買ったばかりのエアコンのことを思い出しました。
スマホアプリによって、リモコンだけでなく、
スマホからもエアコンの操作ができるようになったばかりか、
曜日や時間帯ごとの細かいスケジュール設定までできるのです。
たった数日のうちに、スマートリモコンの便利さに毒された私は、
数年来導入しようとしては、二の足を踏んでいた「スマートホーム化」を実現しようと決意したのでした。
Nature Remo3 を購入。
4年前にも、「スマートホーム化」を検討したことがあったのですが、
当時はまだ精度が高くなくて、先送りにしていました。
いくつか候補はあったように思いますが、
どんな古いリモコンでも集約できる。とうたわれていたので、
Nature Remo3を購入することにしました。
Nature Remo3の半額ぐらいで買える下位モデルもあったように思いますが、送受信範囲が広いとのことでしたし、まぁ、数年は使うだろうからと、Nature Remo3にしました。
最初のうちは、各種リモコンをNature Remo3に登録するのに手間取りましたが、
すぐコツをつかんで、ありったけのリモコンを登録しておきました。
現代人はリモコン操作すらめんどくさい
Nature Remo3では、曜日や時間帯によって、家電の操作をすることを「オートメーション」といいます。
月曜日から金曜日までのオートメーションを設定し、体験してみると気がついたことがあります。
「家電のオン・オフはある程度決まった時間に行う行動なのに、
なぜ人間が、いちいちつけたり消したりしないといけないのか。」
「名もなき家事」ということばがありますが、
タイミングに合わせて、リモコンによって家電を操作するというのは、
「名もなきルーティーン」だったことになります。
この「名もなきルーティーン」をNature Remo3が集約・代行してくれたことによって、
まず、リモコンを探さない・さわらなくなりました。
リモコンを操作するには、リモコンの在りかを認識しなければなりませんが、
Nature Remo3と対応アプリがあれば、その行為をする必要がありません。
たとえば、お昼は、リビングでお昼ごはんを食べながら録画したドラマを見るようにしているのですが、これを実行するには、
- リビングの電灯をつける
- リビングのエアコンをつける
- テレビをつける
- HDDレコーダーの電源を入れる
という少なくとも4つの操作が必要になります。
そして、テレビとエアコンのリモコン権は夫が有しているので、
夫が定位置に置かずに出勤した場合、
私は、リモコンを探さねばなりませんでした。
広い家ではありませんし、彼の行動範囲も決まっているわけですから、
「探す」というほど大げさな行為でもないのですが、
まぁ、思ったときにすぐ手にとって操作できないというのは、
プチストレスではありますよね。
そんなわけで、12時になったら、これら4つの家電がオンになるように設定したら、
すごく楽になりました。
タイムスケジュールにメリハリがついた
12時になったらリビングの4つの家電が自動的にオンになるようになったことで、
キッチンに向かって、昼ごはんの準備をすればいいようになりました。
ちなみに、自室のエアコンも12時になったらオフになるようにしてあるので、
夏の暑いときは、暑さを逃れるべく、作業を中断してリビングに移動することになります。
そして、13時15分になったら、エアコンが切れ、13時20分にはリビングの電灯がオフになるように設定することで、ダラダラとテレビを見ないようにしています。
12時45分ごろからドラマを見始めたりすると、くら〜く蒸し暑いリビングで、筋を追わねばならないこともあります。(笑)
生活のルーティーンに合わせて、家電が自動でついたり消えたりしてくれますので、
ほとんど何もせずに、部屋を移動するだけでよくなりました。
また、オートメーションを設定すると、
問答無用で家電のオン・オフを実行してきますので、
行動にメリハリがつくようになったのもよい点だなと思います。
在宅設定で外出時も安心
オートメーションが相当便利なNature Remo3ですが、
最近のアップデートで「在宅設定」が加わりました。
たとえば、先ほどのお昼の設定ですが、
たまたま用事があって外出していたら、リビングには誰もいないのに、
電灯・エアコン・テレビ・DVDの電源が入ってしまうことになります。
これを、「在宅設定」によって、「家にいるときに作動」としておけば、
アプリを入れたスマホを持って外出することで、私が家にいないということが認識され、
たとえ12時になっても、これらの家電がオンにならないことになります。
この「在宅設定」機能が加わる前は、
(明日は外出するから・・・)などと
事前にオートメーション機能をオフにしておく必要があったことになりますが、
Nature Remo3本体の近くにスマホがあるかどうかによって簡単に判別されることになりますので、家電のオン・オフについて気を配る必要がなくなるのです。
感染症リスクも低減できる?
実は、2023年7月下旬、新型コロナウイルスに感染してしまいました。
結果としては、感染してしまったので、信ぴょう性に欠けるとお思いになる方もいらっしゃるでしょうが、
家電のリモコンは、家族が共有するもののひとつです。
万全な感染対策を施すことが大前提ですが、
接触するもの、共有するものを減らすことで、
感染リスクが低減できるのではないかと思うようになりました。
Nature Remo3は、スマホのアプリにリモコン機能を集約させるので、
リモコンを触らなくても家電を操作できることになります。
先に感染し、少し元気になった夫が、リモコンやそれぞれのスマホなどを消毒してくれましたが、
スマホアプリを入れておけば、複数個あるリモコンを消毒する必要もなくなり、
消毒するのもスマホひとつでいい。ということになりますよね。
導入すれば、何かと地味〜に便利ですので、
Nature Remo3をご検討の方は、是非!
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