ふせん格納専用ノートを作る【機動性の高いふせんノートを作る】
B5ノートと7.5cm四方のふせんでふせんノートを作ってきましたが、使う場所やタイミングが限られるという問題がありました。
今回は、B6ノートと2.5cm✕7.5cmのふせんで、携帯性と機動性の高いふせんノートづくりに挑みます。
機動性
(読み)きどう-せい
〘名〙 状況に応じてすばやく活動できる能力のあるさま。
精選版 日本国語大辞典
今回は、「ふせん格納専用ノート」について書いてみます。
万能すぎて限界がきた
気軽なメモ代わりとして使い始めたふせんノートでしたが、
そのうち、思いついたアイディアを書き留めたり、考えをまとめたりすることにも使うようになり、
いきなり清書のようなまとめノートを作るには自信が持てないテーマについて、ポイントを書き出したり、並び替えてまとめたりするのにも使うようになりました。
このまとめノートの下書きとして使うのが本当に便利で、
読書するときや中田敦彦さんのYouTube大学の内容をまとめたりするときによく使っています。
このようにふせんノートが万能すぎた結果、ふせんノートに限界が来てしまいました。
大量のふせんをどう管理する?
これまで、ふせんノートには、以下の3つの機能を持たせていました。
1. ふせんの格納
2. 書いたふせんの一時保管
3. 小さいテーマであればまとめたものを清書しておく
しかし、読書やYouTube大学視聴によって、大量のふせんが発生することになり、
ふせんノートで一時保管するのが難しくなってしまったのです。
読書もYouTube大学も、清書用ノートをそれぞれ用意しているので、
書いたふせんの一時保管先として使ってみましたが、これもすぐに無理があるとわかりました。
清書の際に二度手間が生じる
読書ノートにふせんを格納しておき、後でゆっくり清書しては、ふせんをはがす。という工程を想定していました。
しかし、清書に要する紙面とふせんの紙面にはかなりの差があり、ふせんを隙間なく貼っていたりすると、清書のとき、スペースを確保するため、またはがさなければならなくなるのです。
また、清書するときは清書に集中したいので、ふせんを一目で見渡せるようなボードに貼り替えることもありました。
清書のために、ふせんを貼ったりはがしたりを繰り返すというマルチタスクが生じていたのです。
場合によっては何十枚ものふせんを貼り替える必要が出てくるので、これはすごい無駄だと思いました。
B5の黒い紙で、「ふせん格納専用ノート」を作る
ふせんノートそのものは便利だけど、そのせいでマルチタスクが生じていることに気づき、
またまたふせんノートを使って、ひとり会議をしてみました。
それこそ、20枚ぐらいはふせんを使ってあれこれ考えた結果、
ふせんを格納することしかできない「ふせん格納専用ノート」を作ることにしました。
大切なのは、「格納することしかできない」ようにしておくことです。
筆記できる機能が備わっていると、格納専用という特殊性が失われてしまいます。
そこで、シャープペンシルや色ペンで書くのがはばかられる黒い紙を使うことにしました。
(ふせんが色とりどりなので、貼ったらきれいというメリットもあります)
サイズはB5サイズにしました。2.5cm✕7.5cmふせんなら、18枚貼ることができます。
また、黒い紙のノートというのもあったのですが、清書し終わって格納されたふせんが一枚もないページを差し替えられないので、一枚一枚が分かれている紙を買い、ゲージパンチで穴を開けてルーズリーフ化することにしました。
実際、この「ふせん格納専用ノート」を使ってみると、貼り替える回数が格段に減りました。
また、下書きはすべてこの格納ノートに収まっているので、複数のジャンルに渡っていても、「清書」作業に集中できるようになりました。
また、あらゆるジャンルの一次の情報が、一冊のノートにすべて集約されているので、確認したいことがあったときにすぐにアクセスできるのもよい点だと思います。
そして、格納ノートができたおかげで、ノートの使い分けもできるようになりました。
ふせんノートには、ふせんの格納と、そのノートを使い切る間ぐらいは必要な短期的な情報を書き留めておけるようになりました。そもそも、短期的な情報を書き留めるノートがなくて困ったところから編み出したふせんノートですから、大量のふせんを別のノートに格納することで、紙面を再び確保できたのは最も喜ばしいことでした。
考えやアイディアは、あちこち飛躍するものです。
それをもれなく書き留め、整理するのに役立つふせんは、まだまだ用途に可能性を秘めた文房具といえるでしょう。
使っているうちにまた変化していくと思いますが、しばらくはこのふせんノートを活用して自己研鑽に励みたいと思います。
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