ふせんノートの実践例【機動性の高いふせんノートを作る】
B5ノートと7.5cm四方のふせんでふせんノートを作ってきましたが、使う場所やタイミングが限られるという問題がありました。
今回は、B6ノートと2.5cm✕7.5cmのふせんで、携帯性と機動性の高いふせんノートづくりに挑みます。
機動性
(読み)きどう-せい
〘名〙 状況に応じてすばやく活動できる能力のあるさま。
精選版 日本国語大辞典
今回は、ふせんノートの実践例について書いてみます。
「コルチゾール」についてまとめた
副腎皮質から出るホルモン、「コルチゾール」のことが長らく気になっていたのですが、ふせんノートのおかげで一気に勉強できました。
コルチゾールは、炭水化物や脂肪、タンパク質の代謝をコントロールするため、人体には欠かせないホルモンです。
また、ストレスを受けたときにも分泌されるので、「ストレスホルモン」ともいわれます。
ストレスに対抗するために体の機能をあちこち増強するのですが、過剰なストレスにさらされ続けると、体内のコルチゾールレベルが上がってしまいます。
「過ぎたるは及ばざるが如し」ということわざもあるように、ホルモン分泌の「ネガティブフィードバック機能」が壊れてしまいます。あるホルモンの放出が、次のホルモンの分泌を促したり、前のホルモンの分泌を抑制したりします。これが「ネガティブフィードバック機能」です。コルチゾールも分泌量が適切なときには、「ネガティブフィードバック機能」が働いて、前のホルモンの分泌を抑制するので、結果的にコルチゾールも分泌量が減ることになります。しかし、過剰なストレスにさらされて、コルチゾールレベルがあがってしまうと、このフィードバック機能が壊れてしまい、コルチゾールの分泌そのものができなくなってしまいます。
かなり端折っていますが、こういう状態を、「副腎疲労(アドレナル・ファティーグ)」といいます。
過剰なストレスは、精神疾患や生活習慣病などの一因となるわけです。
こうなってくると、ストレスを単に精神的な問題と考えてしまうのは危険で、肉体的な問題と考えるほうがよいようです。
以上のようなことを、まずは複数の記事を読み、ポイントだと思った部分をふせんに書き抜きました。
さらに、記事毎にテーマを抽出し、小見出しとして書き出しておきます。
その上で、複数の記事に含まれる共通部分をまとめたり、ポイントを組み合わせたりして、「副腎疲労」についてコンパクトに理解できるようにしました。
最後に、理解しやすくなるように、並び替えて清書をしました。
これまでは、コルチゾールについて知るために、複数の記事を読まねばなりませんでしたが、ふせんノートを使って共通部分を抜き出したり、時間が経ってから見返しても、内容を理解しやすいように並び替えたりしたことで、自分が知識を欲したタイミングで読み返せるようになりました。
「ふせんノート」シリーズを記事化するために
この「ふせんノート」シリーズを記事化する際にもふせんノートを使いました。
まずは、思いつくまま書いておきます。
次に、タイトルを書いたふせんを作り、思いついたまま書いたふせんをタイトルふせんの下に貼り替え、さらに並び替えました。
ふせんノートにも限界があった
ふせんノートは、私の生活において必要があれば、なんにでも使えるので、万能だ!これ一冊あれば、なんでもできる!と思っていました。
そんなわけで、読書時も、中田敦彦さんのYouTube大学の本を紹介する動画を見るときも、ふせんノートをバシバシ使っていました。
しかし、ふせんノートがなんでもできるがゆえの問題が生じてしまったのです。
次回は、「ふせん格納専用ノート」についてご紹介しますね。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません