J6受験生に人気の国語辞典!?【高校非常勤講師奮闘記】
当ブログでも何度かご紹介していますが、
私のおすすめの国語辞典は、『三省堂 例解新国語辞典』です。
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語意の説明がわかりやすいし、掲載されている語句の数も多い。
国語辞典だから当たり前じゃない。とおっしゃる声があるのもわかります。
でも、塾の生徒にめっちゃ人気があったんです。
当時、小学4年生の国語を担当していて、語句の意味を説明するために国語辞典を調べるのですが、
大人向けの国語辞典の場合は、使われている言葉が硬かったり難しかったりして、もう一段階わかりやすくする必要がありました。
そこで、思い切って、中学生向けの国語辞典を買ってみたのです。
(ちなみに、小学生向けの辞典は、私自身が小学生の頃、学校で買わされたのですが、
載っていない言葉が多かった記憶があったので、たとえ小学生相手でもそれはないなと思っていました)
実際、そのまま読み上げても、わかってもらえそうな平易で的確な説明がなされていました。
こりゃいいなぁ。と思っていると、そのよさは思わぬところへ伝わっていました。
塾でも週2ぐらいの非常勤講師でしたので、いない日があったのですが、
国語科の先生から、「(私が不在の日に)生徒の調べ物で、国語辞典を使わせていただいています。」と一言ことわりがありました。
ああ〜、いいですよ〜。って言っていると、
早速担当していない6年生の生徒が、借りにきました。
生徒:「先生、先生の国語辞典、借りてもいいですか?」
私:「いいよ。」
生徒:「先生がいないときでも、使ってもいいですか?」
私:「ああ、大事に使って、きちっと戻しといてくれるんならいいよ。」
そんなわけで、塾のマイデスクに置いとくと、6年生が絶えず借りにきていたようです。
私の人気はさほどでしたが、この国語辞典は超人気でしたね。(笑)
あまりに人気なもので、職場を離れるとき、「ください!」と国語科の先生にねだられ、差し上げました。
国語辞典を持っている先生は複数人いらっしゃいましたが、私の国語辞典に集中したのは、
やはり中学生向けというのが大きかったようです。
言葉の意味を知りたくて国語辞典を調べたのに、その意味の説明に使われている言葉をさらに調べないといけないなんて、なかなかの手間ですもんね。
そういう肌感覚的に、いい国語辞典だという印象を持っていたのですが、
改めて辞典が収まっているカバーボックスを読むと、かなり工夫が凝らされていることがわかりました。
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