フローリングの掃除にスクレイパーを使ってみた。
私にとって6月は「ハーフ年末月間」なので、
テレビで掃除のコツなどをやっているとついつい見てしまいます。
TBS「中居正広の金曜日のスマイルたちへ」で、
「病院清掃30年のプロが警告! 間違いだらけの掃除法 梅雨突入緊急SP」というのをやっていたので、見てみることにしました。
縁の下の力持ち、日本の健康を守るため、大舞台に上がる。
松本忠男さんは、病院清掃30年のプロで、最近は清掃方法の指導を行っているそうです。
「チーム医療」とか、「コワーキング(Co-Working)」のように、医療関係者が協力し、一丸となって患者さんの治療にあたる。ということが言われるようになっていますが、
なるほど病院清掃者も、チームの一員だったんだな。と気づかされました。
ちなみに、御著書はこちらです。
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早くゆってよ、松本さん。(涙)
芸能人やその奥様が自分の掃除法を見せて、松本忠男さんがチェックしていましたが、
どの人もよくある掃除法でした。「あ、掃除機ならそう使うよね。」というような。
しかし、そのほとんどが間違いでした。つまり、掃除しているのにホコリは減らず、なんなら不健康になってしまうような掃除法だったわけです。
気流を意識した掃除を行わないと、その日にたまったホコリを処理することはできず、日に日にたまっていきます。そして、カビと細菌の巣窟となりはてるわけです。
松本忠男さん以前にも、「掃除機はゆっくりかける」とか、「畳の乾拭きは目に沿って」とか、
「柔軟剤やリンスなどを数滴水に垂らし、その水で拭き掃除をすれば静電気(ホコリ)が防げる」なんて情報はありましたが、ホコリそのものを徹底的に観察し、その「殲滅」方法を提唱した人はいませんでした。
んもぉ、早くゆってほしかったわい。松本さん。(涙)
ホコリを制すれば、健康になれる。
すごくかいつまんでいうと、ホコリはカビや細菌の温床なんだそうです。
ということは、いくら健康に気をつかって、体にいいものを取り入れたりしても、
ホコリ対策をしていなかったら意味がない。ということになります。
また、覚えている範囲で書き出すと、
- ホコリは、掃除機や人間が生み出す気流で、端っこに移動する。
- ホコリは、濡れた布で拭いてもかえって伸ばしてしまうようなもので意味がない。
- ホコリは、床から70cm辺りで浮遊する。(一歳前後の赤ちゃんの身長ぐらい)
という特徴がありました。
逆に言うと、
気流を意識して、掃除のルートや道具の使い方にも注意すれば、
ホコリを退治できるということになります。
これまでの我が家の掃除法。
我が家はすべての床がフローリングなので、普段の掃除はほうきで行っていました。
集めたホコリやゴミは、ハッカ油を入れた水スプレーをキッチンペーパーに吹き付けて、ぬぐい取ります。
以前はチリトリを使っていたのですが、ホコリがついたチリトリをそのままにしておく、または軽く水洗いしてホコリを落とす。というのがめんどうで、やめてしまいました。
そのほか、2月~4月ぐらいまでは花粉症対策として、クイックルワイパーの花粉もキャッチしてくれるウエットシートも使っています。
人が住んでいるからこそのホコリなのはわかっているのですが、
ホントどこから出てくるんだか、毎度灰色のホコリの塊が集まるものですよね。
でも、テレビを見たことで、ホコリを殲滅しきれてなかったんだなと気づかされました。
スクレイパーを導入する。
早速取り入れたいと思ったのは、スクレイパーによるフローリングの掃除です。
使うのは、百円ショップで売っているスクレイパーでいいそうです。
スクレイパーのゴム部分(上の画像だと、黄色の部分)に5ミリ幅ぐらいの切込みを入れて、
フローリングの上をすべらせると、
掃除機やフローリングワイパーなどでは取り切れず、フローリングにこびりついていた微細なホコリが、まさに灰色の綿状になって集められるというものです。
高い道具だとおっくうですが、百円ショップのスクレイパーでいいなら、
飽きたり、めんどくさくなってやらなくなっても、あまりお財布が痛みません。
というわけで、翌日、セリアでスクレイパーを買ってきました。
ハサミで切れ込みを入れ、フローリングをこそいでみたら・・・・・・。
掃除したけど、なんとなくくすんでる。
掃除したのに、もうホコリが見える。ってのは、取り切れないホコリのせいだったんですね。
カスタマイズ可能なスクレイパーを買おう!
たしかに、威力はすごいです。しかし、やってみてわかったこともあります。
ホコリは取れるけど、大変。というべきか。
後でカスタマイズしやすいように。ということで、延長棒が取り付けられるようなタイプのスクレイパーを買ったのですが、正解でした。
しゃがんで作業するので、自身の体を支えるのと、小さいホコリを逃すまいと力を入れてしまうため、スクレイパーを持つ手に自重がかかってしまい、終わったら手がぷるぷるします。
手が震えて、数学ノートにみみず文字が這うほどでした。(笑)
しゃがんで作業するのは結構な運動になるので、ちょっと前まではフローリングを拭き掃除しようかなと思っていましたが、スクレイパーでの掃除にしてみようと思います。
ただし、スクレイパーを持つ利き手だけに負荷がかかるのは、掃除以後の作業に支障が出るので、スクレイパーをもう一本買い足して、左右で持つか、延長棒を買って、立った状態で掃除できるようにするかを考えています。
とはいえ、ブログや数学検定の勉強をやっていると、運動の時間が削られがちなので、
実益を兼ねるなら、スクレイパー二本持ちがいいかもしれませんね。
追記:力はいりません。
掃除し終わったら、手がぷるぷるするほど力を入れて掃除をしていましたが、本当に力がいるのか?と思い、
まだスクレイパーで掃除していない部屋で試してみました。
すると、床と設置するゴムが浮かない程度(沿わせるぐらい)でも十分ホコリがまとまりました。
スクレイパーを持つ力以外、余計な力はいりません。
考えてみると、家のフローリング程度の広さでぐいぐい力を入れてたら、病院清掃なんてやってられませんよね。病院清掃業の人の腕がこわれて大問題。なんて聞かないですし。
ほうきや掃除機は床の接地面とどうしても隙間ができてしまいますが、
スクレイパーの場合は、ゴム面なので、ホコリの逃げ場がありません。
また切れ込みを入れているので、からまりあったホコリの一部が食い込み、まとまって取れることになります。
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