他者設定の「軸」で驀進する【2022年6月を振り返る】
拙速は巧遅に勝る
ビジネス数学検定にむけての勉強をしたことで、数学とかけ合わせたいものが増えました。
たとえば、Python(パイソン)、データサイエンス、株(投資)、統計、会計などです。
上記のものは、もう3〜4年ぐらいはいつかやってみたい・できるようになりたい。と思ってきましたが、
なかなか手をつけられずにいました。
それぞれ深い専門性があるので、ひとつひとつじっくり取り組むべきなのですが、
関連性も深いので、同時並行で学べたらこれほどいいことはないのも事実なんですよね。
でも、ビジネス数学検定の勉強をする中で気がつきました。
関連性が深いなら、ある学びが他の学びの滞りを打開する助けになる可能性もあるはずです。
完璧な学習プランを練るよりも、まずは手を着けてみることにしました。
ひとつのことをじっくり深めるのも大切ですが、複数の事柄について関連性がある場合は、
拙くてもちょっとずつ学びを進めていくほうが精神衛生上いいように思います。
実際、じっくり取り組めば取り組むほど、時間はいくらあっても足りなくなりますからね。
じっくり取り組める未来をあてにしていると、学びそのものはいつまでもゼロのままです。
だったら、期待できる成長率がたとえ1%未満でも、同時並行で少しずつ学んだほうがいい。
また、やりたいことがたくさんある私には、いくつかのプロジェクトを同時並行させるスキルも必要だと思いますので、この際、そのスキルを身につける訓練がてらいろいろ勉強してみようかと思っています。
「軸」が決まって動き出した
そしてこれまで、これらの学びを同時並行させられなかった最大の原因は、
「軸(目的)」がなかったことにあると考えています。
どれも興味・関心があるし、役に立ちそうだけれども、軸が定まっていなかったので、
優先順位をつけられずにいました。
しかし、その軸は、夫からのお達しで突如定まりました。
しかも、結構な無理難題?もことづかっております。(笑)
情報を集めるとか、勉強して自分なりのノウハウを構築するのは私の得意分野なので、
夫は、(期限を切って追い詰めておけば、自発的にどんどん勉強してどうにかするだろう)と見越していたのかもしれません。
私に投資・運用の才能があるとは思えませんが、調べてみると、学びたかった分野との関連性もあることがわかったので、のっぴきならない「株(投資)」を軸とすれば、その他の学びも先延ばしにすることなく取り組めそうだと思いました。
他者設定の「軸」もアリかも。
人生の指標や判断の基準というのは、人に委ねず自分で設定していく。というのが望ましいですし、そうあるべきだとも思いますが、ときには身近な信頼できる人のムチャブリを受け入れてみるのもアリかなと思います。
ここ数年の「私の学びたいこと」は、数学が中心となって派生してきました。
いわば、数学が「軸」になっているのですが、数学で何かできるほどの能力や才能を持っているわけではないので、
方針を決めかねて、軸の周りの浅いところをふわふわ漂っているような状態でした。
株についても、世間知らずとの自認があるので、
「そんな私が手を出してはいけない危険なものだ!」と思い、
いつか、じっくり学ぶ時間をとってから。。。なんて考えていました。
改めて省みると、
学ぶ意欲や、他の追随を許さないぐらいの深める力を持っていても、
その学びの活かし方(マネジメント)を知らないのが私の特徴かもしれません。
そこへいくと、夫の決断力の速さとブレの無さは一目置くべきものです。
(ふだんの方向音痴と優柔不断がうそのよう)
実のところはわかりませんが、
彼は、私をマネジメントしたほうが何かとうまくいくと直感的に判断したのかもしれません。
実際、方向が定まったことで、一人でガシガシ突き進んでおりますからね。(笑)
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