寒さを制する者が受験を制す?【 大学入学共通テストにむけて 】
大学受験とは試験教科や科目の勉強がすべてではありません。
いかに質のよい日常生活を過ごすかも重要なポイントです。
教科・科目の指導は、すでによい先生が携わってくださっているでしょうから、
元・再受験生の私は、実体験に基づいた試験当日までの注意点や会場での過ごし方などについて書いてみようと思います。
寒さは受験生の敵。
12月20日から、
試験会場に大量の紙を持ち込むな!(見直しノートを作って、周回する)
炭水化物を取りすぎるな!(タンパク質中心の食生活に切り替える)
歩いて不安を取っ払え!などとあれこれ言ってきましたが、
この時期だからこそ、受験生、特に受験女子に言いたいことがあります。
試験中、寒さとも闘う!?
これは、大学入試センター試験を受験したときのわたしの実体験なので、ほぼ間違いないと思いますが、
福岡県と同緯度の地域は、試験中、エアコンが切られます。
リスニングのときだけでは?と思う方もあるでしょうが、
試験中はエアコンが切られます。
休憩中はついていたようにも思いますが、でも、かなり遠慮がちな温度設定だったような。
この理由について私が個人的に考えたことを書いておきますね。(個人的見解なので、信ぴょう性はありません)
最大の理由は、「エアコンの運転音が受験生に支障を来さぬよう。」ということだろうと思います。
これまでがんばってきた受験生は、程度の差はありますがナーバスになっています。
ちょっとの音でもうるさく感じたり、気になってしまう受験生もいることでしょう。
監督官は、とにかく無音でいるように。なんなら気配を消すようにといわれているのではないかと思えるほど、静かにしてくださっています。試験中、エアコンを消すというのも、音で受験生に不公平がでないようにという配慮だろうと思います。
そして、受験生にとって、試験会場がアウェイな場所であるのと同様に、試験監督にとってもアウェイな場所であることが多いから。というのも理由になるのではないかと思います。
慣れない試験会場で、受験生を誘導したり、指示を出したり、アクシデントに対応したり。。。
受験生が大変なのはもちろんですが、試験監督もまた大変なんですよね。
そんなアウェイな場所のエアコン操作も戸惑うことのひとつでしょう。
その上、年式が古くて、大きな運転音がするとか、途中で止まってしまい、(えっ、えっ、なんで???)なんてあたふたするようなことがあれば、操作盤に近い受験生があおりをくうおそれもあります。
だったら、よっぽどの寒さでなければ、試験中はエアコンをつけない。
受験生同様、試験監督もアウェイな場所で監督を務めるんだ。という想定になっているんだろうと思います。
自己完結の寒冷対策を!
自衛隊は自己完結型の組織です。
自分たちでなんでもできるように、あらゆるものを準備・装備して現地へ赴きます。
考えてみると、試験監督官も自衛隊と同様、自己完結型の寒冷対策を行っています。
廊下で待機している試験監督官は、灯油を使うストーブを使っています。重たいけれど、灯油と乾電池が入っていれば、使う場所の電源などに依存することなく使うことができるからでしょうね。
こうしてみると、受験生が自己完結型の寒冷対策を講じないというのは、無謀で依存心の強い行為のように思われます。音に関して最大限の配慮がなされた結果、寒冷対策は受験生それぞれが行うべきもの。とされたのです。
自己完結案件とされた以上、これまでつちかった学力を最大限発揮するためには、自分で寒さを制する必要があるのです。
体は寒いと感知すると、生命維持モードにシフトします。(体を震わせる、鳥肌になるなど)
命の危険を感じているのに、試験どころじゃねぇよ!と自律神経がお怒りになるのです。
寒さを侮って、これまでの努力を水泡に帰すのはなんとももったいないことですよね。
そして、代謝が活発だからかもしれませんが、薄着の受験生の多いこと。
体を温めて血流をよくすれば、そのぶん脳も活発にはたらきます。
少々かっこ悪くても、大丈夫。誰も気にしていません。
(からかうようなヤツは友達をやめましょう)
温かい格好をして、生命維持モードに切り替わらないようにしておきましょう。
オススメの防寒グッズ
冷気は空間の下の方にたまりやすいので、基本的には下半身をいかにあたためるかが寒冷対策のキモになるといえます。私にとって、これはよかった。と思える防寒グッズをいくつかご紹介します。
ユニクロのヒートテック
最近は、ほぼ体全体を温められるぐらいのアイテムが揃っていますね。
軽くて動きやすいですし、極暖ぐらいまではわりと薄手なので、着ぶくれしにくいと思います。
ちなみに、ヒートテックは、MRIを撮るとき着用禁止です。
繊維に鉄成分が練り込まれているとかで、強烈な磁気を発生させるMRIで使うと危険なんでしょうね。
似たような機能をもつ他社製品はとくにいわれないそうですが、ヒートテックだけは脱ぐよう指示されるそうです。
逆に言うと、それぐらい暖かくなるような成分が含まれているということでもありますね。
時期的に、セールがあると思いますので、どれかひとつでも試してみてください。
衣服に貼るカイロ
衣服に貼るカイロは、必需品でした。
試験日の気温にもよりますが、腰骨あたりは必ず貼りました。
腹部大動脈が背骨の内側に通っているので、ここを温めることで血流がよくなるからです。
(お腹が冷えて痛いとき、実は腰骨の方にカイロを貼る方が早く痛みが引きます)
あと、女性の場合は、下腹部もあたためるとよいと思います。
よっぽど寒いときは、肩甲骨の間にもカイロをすると、これまた効率よく体を温めることができます。
ちなみに貼ってはいけない位置もあります。
それは肝臓があるみぞおちのあたり。
ここは温めすぎるとかえって具合が悪くなることがあるので貼らないようにしましょう。
オドイーター型カイロ
ある年のセンター試験の一日め。
首から下はしっかり寒冷対策をしたけれど、それでも寒いことがありました。
それは足。フット部分です。
冷気は空間の下の方にたまりますよね。
上半身は十分に保温され、問題を解くのに頭が興奮していることもあって、寒さはまったく感じないのですが、
あ〜しがさぶいッ!!!
集中力がとぎれやすかったので、一日めの帰り道、
ドラッグストアに寄って、靴底に仮貼りできるオドイーター型のカイロを買いました。
衣服に貼るカイロに比べると、持続時間が短めだったので、
会場に着いて、そこで寒くなりそうかどうかを判断して使いました。
効果はてきめん。
試験会場なのに、ひとりだけおこたに入っているようなあたたかさ。
座っていても、血流がいい感じがしました。
足裏があったかいと、気持ちもほっこりして、ポジティブになれます。
最後まで前向きな気持で試験に臨めれば、おのずと結果もついてきますよね。
アウトソーシングしてでも血流を確保
試験監督マニュアルには、試験中であってもエアコンを使う温度が設定されていると思いますが、
(じゃないと、あまりに寒い地域は酷ですからね)
比較的温暖な地域では、エアコンは使われないと思って、自分なりの寒冷対策をしておくことが重要です。
体は、寒さという刺激に無条件に反応してしまうものなので、気力では太刀打ちできません。
自律神経に生命維持モードを発動させないためにも、
衣服やカイロなどを大いに活用して、血流をよくしましょう。
ほかにもいろいろ書いてます♪
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