受験生×散策=心身・脳に効く!【 大学入学共通テストにむけて 】

2021年12月27日受験女子大学入学共通テスト,大学入試センター試験

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大学受験とは試験教科や科目の勉強がすべてではありません。
いかに質のよい日常生活を過ごすかも重要なポイントです。
教科・科目の指導は、すでによい先生が携わってくださっているでしょうから、
元・再受験生の私は、実体験に基づいた試験当日までの注意点や会場での過ごし方などについて書いてみようと思います。
レモンのライン

書を閉じよ。ぽけ〜っと歩こう。

今年も本日を入れてあと4日。となってくると、
勉強がいい具合に捗っている人もいれば、やってもやってもタスクが減らず、焦りや不安、ストレスがたまってきている人もいると思います。

そんなときは、ぽけ〜っと歩いてみましょう。
いわゆる散策ですね。

共通テストまで3週間を切っているこの時期なら、
一分一秒を惜しむように勉強するべきでは?と思うかもしれませんが、
実はこの散策、思いがけない効果があるんです。

ぼんやりしている方がフル活動してる?

ちなみに、goo 辞書によると「散策」とは以下のような意味だそうです。

さん‐さく【散策】 
[名](スル)これといった目的もなく、ぶらぶら歩くこと。散歩。「野山を―する」
類語  散歩(さんぽ)
関連語
足任せ(あしまかせ) 逍遥(しょうよう) そぞろ歩き(そぞろあるき) 漫歩(まんぽ) 遊歩(ゆうほ)
出典:デジタル大辞泉(小学館)

大事なのは、「これといった目的がない」ことです。

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Lukia

まぁ、「目的がない」といっても、「意図的に・強制的にぼんやりする」のが目的で歩くんですけどね。

散策にリラックス効果がありそう。というのはすぐに想定できると思いますが、
ぽけ〜っとすることが脳にとてつもないメリットをもたらすそうなのです。

最近ネット記事で知ったのですが、脳って、ぼんやりしているときの方が、意識的に作業しているときの20倍のエネルギーを使っているのだとか。
これは、次の意識的作業に備えているからなんだそうです。

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意識的に作業をしていても、ぼんやりしていても、結局なんだかんだで脳はフル活動しているんですね。

脳(大脳)は、作業や刺激によって使われる場所が異なるのですが、同じ場所を長時間使い続けると、慣れやダレが生じ、結果パフォーマンスを下げてしまいます。

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学校で時間割が決められているのも、実は脳の特性にとってよいことなんでしょうね。
そして、受験学年になっても体育があるのは、脳にとっても大事なことなんですね。

散策をすることで、意図的・強制的にぼんやりする時間をつくると、それまで使い続けた脳の場所は休まり、散策後に行う意識的な作業のパフォーマンスを上げられることになりますね。

不安な気持ちは、運動で撃退!

私も再受験生のときは、朝と夕方に30分から1時間ぐらい歩いていました。
目に映るものが次々と変わっていきますし、小さな発見もあります。
試験前の時期は、不安な気持ちが渦巻いていたたまれず、歩きにでかけたこともあります。
歩き始めて数分ほどは、その不安な気持ちで頭がいっぱいなのですが、次第にほぐれてきて、

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ここまでがんばってきたんだし、もう少しやれるよね。

と気持ちが切り替えられたりもしました。
思えば、歩くという動作への指示を出すため、脳の使う場所を切り替えることで、
ネガティブな思考のループを一時的でも遮断できたのではないかと思います。

不安を感じるときは、脳の神経伝達物質(これがなんなのかは不明)がドバドバ出ちゃってる状態で、
抑制性のニューロンがはたらかずに、次々とネガティブなイメージが湧いて出てくるんだそうです。
でも、運動をすれば、この抑制性のニューロンが自然とはたらき始めるので、
結果的に脳の神経伝達物質のドバドバも止めることができるようになるのです。
15分程度のウォーキングでも十分効果が得られるというのは、うれしいですよね。

歩いていて思ったのが、自分の心理状態がポジティブでもネガティブでも、
世の中はおかまいなしに動いていくんだな〜。ということ。

私が不安だから、大渋滞が発生したとか、株価が暴落したとか、海面が3cm上昇したとか、そんなことは起こらないわけです。(笑)

つまり、私が抱えている不安は、俯瞰的に見れば、実はすごく小さいこと。
不安に囚われたことで、パフォーマンスが上がらなかったことは、人生で何度も経験しています。

だ〜ったら。
ごきげんにポジティブに生きるほうがいい。

すると、すっと気持ちが切り替わります。
不安を感じるのは、時期的に、能力的にもしかたのないことだけれど、
なんとか感じないで済む方法はないか。

当時、癒やしホルモンであるセロトニンの存在を知っていましたので、
(セロトニンが出ない・少ないと不安を感じやすくなる)
セロトニンをドバドバ出せる食べ物はないか。とか、
雨が降ったり、勉強に集中しすぎて歩くのが億劫なったときでも、家でできる不安解消法はないか。など、
あれこれ対策を調べてみようと思えました。

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ちなみに、セロトニンは必須アミノ酸であるトリプトファンが原料となっています。
必須アミノ酸は、人間の体に必要なんだけど、体内では合成できないので、食べ物で取るしかありません。アミノ酸のかたまりがタンパク質なので、お肉などを積極的に取るとよいのですが、
バナナにもトリプトファンは含まれているので、おやつに食べるとよいですね。

最近、キウイを2個食べると、精神が安定するという記事も読みましたので、食べても大丈夫な方は、お試しアレ。

案外ひらめく。

上の気持ちの切り替えも、ある意味ひらめきですが、
ぽけ〜っと歩いているつもりなのに、先ほどまで悩んでいた問題の解法の糸口がふっとひらめいたりすることがありました。
脳が手足を動かす司令を出すことにシフトしたことで、問題を解くのに使っていた脳の場所がリセットされ、視点を変えて、問題にアプローチできたのではないかと思います。

欧陽脩(おうようしゅう)がアイディアやひらめきが生まれる場所として、「三上(さんじょう)」を挙げています。
ちなみに、三上とは、「馬上・枕上・厠上(ばじょう・ちんじょう・しじょう)」です。
馬上は、移動中。
枕上は、寝ているとき。
厠上は、トイレにいるとき。

ぽけ〜っと歩くうちにひらめいたことは何度もありますので、馬上に含めてよいでしょう。

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歩いている間、次々思いつくことがありますので、それらを書き留めるペンとメモを持つとか、スマホで音声メモを取るなどするとよいと思います。
歩いてスッキリしたらそのアイディアも忘れていたり、歩いている間覚えておこうと意識すると、歩く「目的」が損なわれたりします。

換気し、酸欠を防ぐ

歩くのは有酸素運動ですから、体内・脳内の換気にも役立つでしょう。
特に脳が酸欠状態になってしまうと、集中力が低下してしまいますので、受験生としては避けたいですね。

ぽけ〜っと歩くんだけど、深く長い呼吸になる鼻呼吸(鼻から吸い、口から吐く)を練習してみるのもよいかと思います。呼吸の質が上がれば上がるほど、心身、脳によい影響がありますので、ふだん口呼吸になっている人は、この際、ちょっと意識しながら練習してみるとよいと思います。

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こうしてみると、竈門炭治郎の全集中の呼吸ってどんなのだろうと気になりますね。

レモンのライン ここまでがんばってきたのですから、あとは、ポジティブな気持ちで試験に臨むため、心身・脳をととのえましょう。そのためにも、強制的にぽけ〜っと歩くのをおすすめします。

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プロフィール

Author Profile
Lukia_74

元・再受験生、元塾講師、元高校非常勤講師。広島育ち。
中・高国語の教員免許を取得するも、塾講師時代は英語や数学ばかり教えていた。
思うところあって大学再受験を決意。理転し、数学Ⅲ、化学、生物を独習する。国立大学へ合格するも、2018年3月に再受験生生活にピリオドを打つ。
モットーは「自分の予定はキャンセルできても、生徒の予定はキャンセルできない」と「主婦(夫)こそ理系たれ」。
広島のお好み焼きとグレープフルーツが大好き。どっちかというと左党。楽しみはひとりカラオケ。
高校で教鞭を取った経験から、現在は「現代文」と「小論文」の指導力アップを目指し、自己研鑽中。最近は趣味として高校数学を解く。

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Posted by Lukia_74