昼食はタンパク質中心で!【 大学入学共通テストにむけて 】
大学受験とは試験教科や科目の勉強がすべてではありません。
いかに質のよい日常生活を過ごすかも重要なポイントです。
教科・科目の指導は、すでによい先生が携わってくださっているでしょうから、
元・再受験生の私は、実体験に基づいた試験当日までの注意点や会場での過ごし方などについて書いてみようと思います。
過酷なイベントの認識はありますか?
大学入学共通テストは、最大2日間、朝から晩まで脳を酷使させられる過酷なイベントです。
その過酷なイベントにおいて、昼食は、脳や心身に栄養を補給する重要な食事です。
しかし、多くの受験生は、昼食の大切さを認識していない。
パワーナップで午後もバリバリ♪の記事でも書きましたが、午後2時〜4時は眠くなるよう体内時計がセットされています。そこへきて、昼食により上がった血糖値が眠気を誘うので、生理現象と戦いながら試験に臨まねばならないのです。
イベントの形式上、このマルチタスクはこなさねばなりませんが、食べ物に気をつければ、マルチタスクの難易度を下げることはできるのです。
懇願する。血糖値の乱高下は避けて!
もはや、懇願といってもいい。
受験生よ、昼食で大量の炭水化物を取らないでください。
血糖値の乱高下が、パフォーマンスに影響を与えるからです。
「炭水化物」とはいったものの、これは正確ではありません。
炭水化物には糖質と食物繊維が含まれており、血糖値の乱高下を引き起こすのは糖質のほうです。
糖質を大量に取ってしまうと、血糖値が急激に上がるとともに、
覚醒作用のあるホルモン、オレキシンの生成が阻害されてしまいます。
そして、これは私の経験ですが、急激な眠気に襲われるだけでなく、数時間後、いつわりの空腹感にも悩まされます。(思ったほど腹持ちはよくないのです)
糖質制限の是非は、専門家に任せたいと思いますが、高校生物レベルの知識で考えても、タンパク質が水に次ぐ人間の組成成分である以上、糖質を積極的に取る必要はないと考えます。
タンパク質は試験に最適な栄養素
タンパク質には、糖質が含まれていないので、血糖値を上げません。
経験上、空腹感は血糖値の乱高下によって起こると考えられますので、タンパク質は腹持ちのよい栄養素ということができます。
また、タンパク質にはアミノ酸が豊富に含まれており、アミノ酸は、ホルモンの元になります。
覚醒作用のあるホルモン、オレキシンを生成する助けになりそうですね。
また、消化が早いので、胃腸に負担をかけにくい。(もちろんよく噛んでください)
夜に炭水化物を取らないようにしたら、すっきり目覚められるようになったのですが、
これは、体をしっかり休められたからだろうと思います。
寝ている間も消化するか、消化したとしても効率が悪かったりしたら、体は休まっていない。ということになりますもんね。
消化は、副交感神経が優位になって行われますので、覚醒状態にして試験に臨みたいなら、交感神経が優位になる方が望ましいですよね。
こんな勝負メシはいかが?
センター試験のとき
私が再受験生としてセンター試験を受けていたときのお弁当は、
- 冷凍唐揚げ
- 冷凍副菜
- 卵焼き
- ブロックチーズ
- おむすび
でした。
「おむすびって、モロ炭水化物じゃん!」というツッコミもあるでしょうが、
私、試験日の午前中、10時過ぎにお腹が減ってしまう。という困った体質だったので、ラップにくるんだ小さな俵おむすびをしのばせていました。さすがにお腹の音を鳴らさないようにするには、少し分量があるもののほうが威力がありますからね。
卵はビタミン・ミネラルもバランスよく含んだ優等生な食べ物なので、積極的に食べるようにしていました。
また、冷凍食品は活用していましたね。自然解凍ができるものもありますので、自分で自分のお弁当を準備していた私には大変ありがたい食べ物でした。
非常勤講師のとき
また、非常勤講師として高校に勤めていたときは、
- サラダチキン
- ブロッコリーのおかか和え
- ゆで卵(1個)
- ブロックチーズ(2個)
を持って行っていました。
授業準備や、そもそも学校に行けるような身支度などを考えると、お弁当作りに時間はかけられず。
あっという間に作れて、退勤するまでお腹もちがよいお弁当を考えたら上記のようになりました。
忙しかったのもあるでしょうが、本当に家に帰るぐらいまで、空腹を感じにくい。
お腹空いてる場合じゃない!というときは、上記のような糖質フリーのお弁当を試してみるのもよいかと思います。
ほかにもいろいろ書いてます♪
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