私を甘やかさないで!ネタのデッドストックが増えるから【持続可能なブログ更新のために】
コアUDEをおさらい
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エリヤフ・ゴールドラット原作のマンガ『ゴール2』で紹介されていた
現状ツリーを用いて、私が長らくブログネタをデッドストック化してしまった理由、
すなわちコアUDEをつきとめてみました。
すると、あぶり出された(?)コアUDEはなんとも衝撃的なもので、
しかもふたつもあったのです。
ひとつめのコアUDEは、
「自分に甘いこと(自分を買いかぶり過ぎていること)」で、
ふたつめのコアUDEは、
「実は(いつのまにか)完璧主義になっていたこと」でした。
自分に甘いとはどういうことか
ひとつめのコアUDEを具体例で表してみます。
時々読み返してグサグサくるために
あえてさらけ出しておこうと思います。
1タイトル/1記事で書いてきた
ブログ記事には、必ずタイトルをつけるようにしているのですが、
これまでは、記事ごとにタイトルをつけるようにしていました。
そして、ひとつの記事の文字数は気にしていませんでした。
つまり、文字数2000字の内容でも、1タイトル(または1記事)、
文字数8000字になる内容でも、1タイトル(または1記事)だったのです。
当然ながら、文字数と時間は比例の関係にあります。
1時間あたり1000字書けるとして、ブログを書く時間を2時間と設定していても、
4000字、8000字の内容ならば、設定時間を大幅に過ぎてしまいます。
締切や制限時間を設けてこなかった
ブログを始めて間もないころは、たいして下書きもせずパソコンに向かっていたのもあり、
書きたい内容が、どのぐらいの文字数になるのか。という見積もりができていませんでした。
ゆえに、いざ実際にパソコンで書いてみたら、4000字だの、8000字だのになることもあったのです。
どのぐらいの時間が必要か、文字数はどのぐらいになるのか。という見積もりができないので、
「書いてみなけりゃわからない」という状態になっていきました。
そのうち、「どうせ時間がかかるんだから、制限時間や締切を設けたってしかたない」と思うようになっていきました。
自分の執筆スピードがわかっていない
当分の間、なんなら2022年の春ぐらいまで、
たいした下書きをせずに記事執筆に臨んでいたように思います。
もちろん、ポイントを箇条書きにする。程度のことはやっていましたが、
箇条書きがどのぐらい膨らむのかは、まったく想像できませんでした。
ゆえに、自分の執筆スピードもわからないのです。
箇条書きから、内容を膨らませながらキーボードを打つのですから、
そりゃぁはかどるわけありませんよね。
文字数の見積もりができない
2022年の春ぐらいから、
縦2.5cm、横7.5cmのふせんを使って下書きをするようになりました。
なんの下書きもせず、いきなりパソコンに向かっていたときと比べれば、
はるかに効率よく記事が書けるようになっているのですが、
ふせん1枚あたりが何文字になるのかという見積もりは、まだできていません。
完璧主義はいいことない。
一回でいいものにしようとしていた
「1記事1タイトル」が当たり前だと思うようになり、
ブログを書くのは時間がかかる。と学習してしまったのでしょう、
いつしか、
という妙なプレッシャーを自分にかけるようになってしまいました。
もちろん、そのぐらいの気持ちで書くべきなのですが、
文章力は、よいものを書こうという意識を持ちながら、経験を重ねるうちに徐々に身についていくものです。
定期的に下書きに入れて、リライトしていったほうが、
結果的には、よい記事を公開することができます。
万全を期せる「いつか」をたのんでいた
ブログの先達たちの記事を読んでいると、
短時間で結構な文字数を書ける!という人がいて、
それができない私は、まだまだブログ初心者なんだ。と思っていました。
ブログというメディアに不慣れな段階で、
硬い・難しい内容の記事を書こうとしていたのですから、
文字数は多くなるし、時間もかかって当然なんですよね。
かかる時間は違ってくることに長らく気付けませんでした。
先達のいっていた状態になれないので、
そのうち、こんなふうに思うようになりました。
今の自分の能力でこのテーマを書くのは難しい。
思い入れがあるテーマ(ネタ)だし、公開するのは、完結した状態の記事にしたい。
もう少し力をつけてから臨もう。
いつしか、万全を期して・・・と記事を書くことを先延ばしにするようになりました。
相反?いいえ、スパイラルです。
一見、相反するコアUDEなのですが、
完璧な状態を望むがゆえに、現在の力不足の自分に甘くしてしまう。という負のスパイラルが発生していたのでした。
ブログ開設から4年経った今でも、1時間1000字が精一杯の私ですから、
余裕しゃくしゃくな顔で、記事を書ける日は来ないでしょう。
コアUDEは、私にその事実をつきつけてくれましたので、
自分に厳しく、複数回の見直しでよいものに仕上げていくシステムを構築していこうと思います。
以下の記事一覧に他のボリュームのブログカードを載せています。途中のボリュームからお読みになった方はこちらからどうぞ。
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