試験会場には「見直しノート」だけを持ち込もう!【国公立大学二次試験まであと10日】
「見直しノート」とは。
B6サイズのノートで作る、試験会場で「ぱらぱらと眺めるためのノート」です。
1ページに1事項程度にとどめ、
できるだけ大きな字で簡潔に内容をまとめておきます。
あとで詳しく書きますが、ノートを横長で使い、事項を書く方向やページを固定するので、
視点を固定したまま、ページをめくることで、重要事項が確認できます。
また、こういうルーティンは、次の試験にむけ、脳をブーストさせる効果があります。
ノートを作成するときには、エッセンスをまとめたり、アウトプットする作業に終始するので、
頭の中が自然と整理されますし、書くことそのものに癒やし効果があるので、気分も落ち着きます。
自分が苦手なところや、覚えたけれど自信がないところをまとめておくことで、
試験会場で、「このノートさえ見ておけば!」という気持ちになれます。
いかがですか?
なかなかよさそうだな。と思ったら、読みすすめてください。
私が「見直しノート」を作るようになったワケ。
私が「見直しノート」を作るようになった第一の理由は、とにかく、試験が近づくと、小さい文字が目に入らず、文が読めなくなるからでした。
ほかの記事でも書いていますが、私は字が大きいほうなので、
もし受験女子の方々が、私のノートを見たら、「十分大きいよ!」と言われることでしょう。
でも、それでもダメなんです。
単語レベルじゃないと目に入らない。(文なんて読めません!)
とにかく簡単にまとめたもの。文字の少ないもの。
これを追究するようになりました。
理想は、信号機や道路標識、非常口のマークです。
いずれも、シンプルで、わかりやすく、絶対見逃さない、脳が思考停止していても、従いさえすればなんとかなる!と思えるようなメッセージを放っていますよね。
試験直前の、もう頭がそれほど回らない時期に、これだけは。とまとめたものこそが試験会場で役に立つはずだ!と考え、
試験の一週間から10日前ぐらいから、「見直しノート」を作成するようになりました。
試験と試験の間はまるまる休憩ではない。
「見直しノート」を作成するようになったもうひとつの理由は、「案外、休憩時間は短い」ことです。
大学入学共通テストを経験された方は、思い出してみていただきたいのですが、
試験と試験の間が十分余裕があるように見えて、その実自由時間が少なかったように思いませんか?
大学入学共通テストの場合
試験終了の合図があり、えんぴつや消しゴムを持たないように指示がある。
監督官が解答用紙を回収する。
複数の監督官が、解答用紙の数に間違いがないか、何度か確認する。
監督官が、次の試験時間の開始時刻と、いくつか注意事項を告げたのち、休憩時間となる。
この間7~10分ほどかかり、受験生は着席のまま待機状態です。
席を離れたり、かばんにしまってあったノート類を取り出したりできません。
また、次の試験開始15分前には、監督官が入室しますので、なんとなくノート類などをしまったほうがいいような雰囲気になってきます。
監督官が退室し、再入室してくるまでにトイレに行っておくとすると、大学入学共通テストでは、15分も見直せればいいほうです。
二次試験も同様と考えておく。
二次試験も、大学入学共通テストと同様(に見直し時間はそんなにない)と思っておいたほうがいいです。
二次試験の場合は、試験の科目数が大学入学共通テストよりは少ないことが多いので、
試験と試験の間が60分から90分程度あいているパターンが多いと思います。
しかし、この60分~90分には、大学入学共通テストの時と同様、
試験中の注意事項の告知、問題・解答用紙の配付や回収、解答用紙の枚数の確認(ダブルチェック)などの試験に関連した作業時間も含まれています。
90分も間があいているのは、昼食時間が含まれていることも。
まぁ、お昼ご飯を食べながら、見直しする人がほとんどでしょうが、
それでも、30~60分程度の見直し時間しかない。と考えておくほうがよさそうですね。
たった30分~60分の見直し時間のために、重たい荷物を持ち歩くなんて、苦役ではありませんか?
今から、残り10日間で、できるだけ「見直しノート」を作成して、
10日後のあなたを苦役から解放してあげましょう。
今日のあなたが、10日後のあなたにしてあげられる、最大の善行です。
【国公立大学二次試験まであと○日】の記事一覧です。
【大学入学共通テストにむけて】シリーズもあります。
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