エイコサペンタエン酸をゴロにしてみた。
現役時代は、ゴロで覚えるなんて、邪道だ。と思っていたけれど、
再受験時は、邪道かどうかより、どれだけ覚えたかでその先が決まるんだから、
ゴロで覚える、上等じゃないか。と思うようになっていました。
すでに有名なゴロでも、覚えにくいとか自分の好みじゃない。なんてものもあるし、
これにゴロがあればいいのに!と思うものに限って、ゴロがなかったりします。
これからの受験勉強では、ゴロはなるべく自作しようと心に決めていました。
今回は、その記念すべき第一作目をご紹介しようと思います。
それは、お寿司屋さんで思いついた。
お寿司屋さんといっても、回転寿司ですけどね。(笑)
昼間、近所の回転寿司にひとりぷら~っと入ったときのこと。
一枚のポスターに目がいきました。
キャッチフレーズだとか、詳しい内容は忘れたのですが、
「魚には、EPA・DHAが含まれています。だから、それを使ったお寿司は、健康的な食べ物です。」みたいなことが書いてありました。
そして、「EPAとは、エイコサペンタエン酸のことで、DHAはドコサヘキサエン酸」のこと。とも書いてありました。
お寿司をもぐもぐしながら考えます。
この二つのうち、DHAのほうは長い名前も覚えていました。健康に効果があるとされ、サプリなども出始めていたからです。(血液サラサラ成分とか、キレにくい子供にするなど言われていたように思います)
しかし、EPAのほうは、このポスターを見るまで正式な名前を知らなかったので、
じゃ、EPAのゴロを作ってみよう。とあれこれ考え始めて、以下のゴロができました。
記念すべきゴロ第一作目
シチュエーションもありますよ。
栄子といえば、私の中では、小池栄子です。ナイスバディなうえ、女優業や司会もこなせる。頭の回転がいい、男前な女性なのでしょう。
そんな栄子が、なんと恋をしたのです。
お相手はなんと、ペンギン。名前はペン太。
栄子は、ペン太にメロメロになってしまったのです。
栄子の女友達は納得がいきません。あの栄子とペン太では住む世界が違うし、(ま、人間とペンギンですからね)
栄子レベルなら、いくらでもいい男はいるからです。(現実の彼女は既婚者ですが、そこはおいといて)
目をハートにして、ペン太のことを語る栄子に、女友達が放った強烈なひとことが、ゴロのそれなのです。
女友達:「栄子さぁ、ペン太でええん?」
栄子:「ふえっ?なんで?」
女友達:「いやいや、あんたは小池栄子だよ?もっといい男いるでしょ。」
栄子:「いや、でもペン太、優しいとこあるよ?」
女友達:「そりゃ~、なかなか会えないんだから、ときどき会えば優しいわよ。」
栄子:「え~、そうかなぁ。」
女友達:「ペン太、あんたに何してくれるのよ。」
栄子:「何してくれる。ってより、あたしが何かしてあげたいの。」
女友達:「(はぁ~~~と大きなため息)プールで泳がしときゃ、いいじゃないの。」
栄子:「あっ、プール作ってあげたほうがいいかなぁ。それともプール付きの家を買う?」
女友達:「そうじゃなくて!!」
栄子よ、ペン太を利してどうする。(笑)
女友達にも、ゴロを作った私にも、もはや制御不能な仮想小池栄子でありました。(笑)
覚えやすけりゃ、なんでもいいんです。(笑)
このように、ゴロは、現実世界では考えられない、すなわちかなりぶっ飛んだシチュエーションを設定するほうが、覚えやすいのです。
記憶したり、それを思い出したりするきっかけを「フック」というそうですが、人や物の名前だけでなく、設定したシチュエーションから受ける衝撃や感情などにも「フック」を作っておけば、それだけ思い出しやすくなります。
このようにゴロ作成は、おもしろくて楽しいものなのです。
現役時代、なんで邪道だ。なんて思ったんだか。もったいないことをしたなと思います。
実際、受験にEPAは関係なかったのですが、この第一作目の体験がおもしろかったので、
それ以降、長くて難しい言葉を見つけると、ゴロにできないか。と考え込むようになりました。
このカテゴリでは、再受験生活中に作ったゴロや、
自作ではないが、勉強の役に立ったゴロなどを紹介していきたいと思います。
本当はAmazonのkindleストアに発表してみたかったのですが、ゴロに合う衝撃的なイラストを描く力がないので、ひとまず、ここで発表しながら、方策を考える予定です。
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