アフターコロナでその気になった【水無月の物欲】
4年越しの「自室」
2023年6月、とうとう「自室」を調えることができました。
自分のものが収まっている部屋を「自室」と定義するなら、すでに定義は満たしていたのですが、
「快適に過ごせる」という条件を付け加えるなら、それは3年以上満たされていなかったことになります。
2018年末に転居をして、そこからあわただしくすごしていたので、
2年ほどは、ほぼ物置状態でした。
そのうち、新型コロナウイルスが流行したことで、
「在宅ワーク」というのも、仕事選びのひとつとして考えられるようになりました。
そして、もともと、おうちでひっそり過ごすとか、一人で作業をするのが好きだったり、はかどったりするタイプであることもあり、
「外で働く」ということを考えるより、家で稼ぐ方法を考えたり、身につけるほうが自分にはあっているかも。と思うようになりました。
物置状態からの脱却
すぐにも快適な自室づくりにとりかかりたかったのですが、
まずは、積年の「物置」状態から脱却する必要がありました。
こまごましたものを整理すると同時に、大きな家具を処分または買い替える必要もありました。
2018年3月で再受験生生活にピリオドをうったものの、
再受験生モードが早急に切り替わるわけもなく。
そのまま同年末に転居をしたので、再受験生モード中に必要だったものをそっくり新居にもってきてしまいました。
モードごとに切り替えろ
本当はいらないのに新居にもってきてしまったのは、
天板に傾斜がつけられるデスクと、棚板が斜めになったファイルラックです。
傾斜デスクは、大きいので、本やノートなどを広げ放題でしたし、
傾斜がつけられるので、肩こりがしにくい角度に調整することができました。
長時間勉強する、再受験生当時は大変便利で、当時は今後も使い続けたいと思っていました。
また、棚板が斜めになったファイルラックは、見やすく、本などが取り出しやすくて重宝していました。
再受験生のころは5教科7科目を勉強しなければならなかったので、当然管理する紙類も多く、
このファイルラックも相当役立っていたのですが、
再受験生をやめたら、管理するべき紙類もなくなってしまいました。
つまり、実はこの二つ、再受験をやめた2018年4月から持て余していたことになります。
そして、転居のため、数百キロ運んだというのもあるので、ずるずると処分できないでいました。
この経験より、あるモードが終わったら、それまで必要だったものを思いきって処分し、
物理的にもリセットするべきだなと思うようになりました。
もったいないようでも、引っ越しすれば部屋の使い勝手も変わりますし、
生活スタイルが変われば必要なものも変わります。
また道具自体も、さまざまなニーズを反映させて、
より便利な状態となり、それらが、リーズナブルな値段で手に入れられるようになっていきます。
(そうでないと、消費者の購買意欲を刺激できない)
減価償却として考えると、先に挙げた傾斜デスクもファイルラックも十分元を取っていました。
希望購入価格を設定しておこう
最近、ものを買う際に心がけていることがあります。
「処分費用を含めて、何年間使うつもりか、年間いくらまで投入できるか」を考えてものを買うことです。
たとえば、年間5000円まで投入できる。として、
買いたいものが1万円のスタンディングデスクだとすると、2年で買い替えても問題はないことになります。
また、8万円のスマホを購入検討していた場合、
16年間使わねばならないことになります。スマホの購入サイクルが3〜4年とすると、
この金額は現実的じゃないということになりますよね。
(ま、スマホの場合は、年間1万円ぐらいで考えるのが妥当でしょうが)
もちろん、品物によって年間の投入金額は変動していいわけですが、
「年間いくらまで出せるか」という感覚をもっておくと、
購入や処分を判断するスピードが早くなるように思います。
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