スプレッドシート、作ってみた。【税込価格から定価と税額を求めよう】
「三すくみ」的図表を覚えれば、電卓で計算ができる。とはいったものの、
どうせなら、スプレッドシートがあれば、
活用できる人もいるだろう。ということで、
作成してみました。
消費税率は10%に限定していますので、
8%の場合は?という人は、ここまでの記事を参考に
自作してみてください。
「税込価格・定価・税額計算」の概要
2024年4月9日より、
Googleスプレッドシート「税込価格・定価・税額計算」を共有できるようにしました。
Googleアカウントをお持ちの方であれば、
スプレッドシート左上>ファイル>コピーを作成 で、
ご自分のGoogleドライブ内に保存ができます。
には、
- 税込価格(目視)
- 税込価格(音読)
- 定価(目視)
- 定価(音読)
4つのシートが含まれています。
当初、入力するのは、定価、または税込価格の2種類に限定していましたが、
現在、共有できるスプレッドシートは、保護範囲を解除しています。
ですから、関数の編集も自由にできることになるかと思いますが、
いずれのシートも灰色に塗りつぶされた列だけに入力するよう、ご注意ください。
税込価格(目視)
税込価格が「7,896,543円」のように表示されている場合に使います。
灰色の列に、「7896543」と入力すれば、「定価(税別価格)」と「税額」が自動表示され、
定価と税額を足し合わせて、税込価格に戻るかどうかの「たしかめ算」が行われるようにしてあります。
定価は、「税込価格を1.1で割って、小数点以下切り上げ」の操作を行ってあります。
税額は、「税込価格を11で割って、小数点以下切り捨て」の操作を行ってあります。
税込価格(音読)
税込価格が「789万6543円」のように読み上げられたものを入力する場合に使います。
灰色の列が2列ありますが、「万」と書いてある列に、「789」を入力し、
「千以下」と書いてある列に「6543」と入力します。
すると、「税込価格」、「定価(税別価格)」、「税額」の3つの金額が自動表示され、
定価と税額を足し合わせて、税込価格に戻るかどうかの「たしかめ算」が行われるようにしてあります。
定価は、「税込価格を1.1で割って、小数点以下切り上げ」の操作を行ってあります。
税額は、「税込価格を11で割って、小数点以下切り捨て」の操作を行ってあります。
ちなみに、入力する2列は、それぞれ10000以上の値を入力したら、
警告表示がなされるようにしてあります。
定価(目視)
定価が「7,178,676円」のように表示されている場合に使います。
灰色の列に、「7178676」と入力すれば、「税額」が自動表示され、
定価と税額を足し合わせた「税込価格」も自動表示されます。
税額は、「定価に0.1をかける」という操作が行われています。
税込価格は、「定価と税額を足し合わせる」という操作が行われています。
定価(音読)
定価が「717万8676円」のように読み上げられたものを入力する場合に使います。
灰色の列が2列ありますが、「万」と書いてある列に、「717」を入力し、
「千以下」と書いてある列に「8676」と入力します。
すると、「定価(税別価格)」、「税額」が自動表示され、
定価と税額を足し合わせた「税込価格」も自動表示されます。
税額は、「定価に0.1をかける」という操作が行われています。
税込価格は、「定価と税額を足し合わせる」という操作が行われています。
ちなみに、入力する2列は、それぞれ10000以上の値を入力したら、
警告表示がなされるようにしてあります。
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