損益算34本ノック【 18 / 34 】必勝パターンを手に入れろ!
読了時間: 約1分42秒
SPI検査の非言語分野の「損益算」が苦手、
例題や解説を読んでも解き方がわからない。
原価や仕入れ値、定価や利益の意味がイマイチよくわからなくて、損益算問題を難しい認定してしまい、あげく捨ててしまう。。。
公式があるようだけど、解く間に何がなんだかわからなくなってしまう。
そんな方のため、Yahoo!知恵袋から34題を拾ってきて、解いてみました。
損益算が難しいと感じる、できないと思ってしまうのは、
手順が定まっていないからです。
カレーをつくるとき、じゃがいもを切っていないのに、カレールーを鍋に入れる人はいませんね。
一定の手順を踏めば、必ずできるようになるはずです。
料理の手順のように、毎回決まったやり方で解いていきますので、練習するうちに損益算への苦手意識も消えると思います。
また、苦手なのは、練習量の不足も原因でしょう。34題をガシガシ解いて、得意な問題にしてください。
問題
ある商品を定価で販売したら\( \ 10 \ \)個売れた。その後、\( \ 154 \ \)円値引きしたら、売り上げが\( \ 2.5 \ \)倍になり、売上総額の差が\( \ 2000 \ \)円となった。この商品の元の値段はいくらか。
解法
原価(仕入れ値)を\( \ \mathrm{G} \ \), 定価を\( \ \mathrm{T} \ \), 売値(売価)を\( \ \mathrm{B} \ \), 利益を\( \ \mathrm{R} \ \)とする.
売価は \( \ \mathrm{B}=\mathrm{T}-154 \ \) と表せる。
値引き後、売上が\( \ 2.5 \ \)倍になったということは、
\( \ 10\times 2.5=25 \ \)すなわち\( \ 25 \ \)個売れたと考えることができる。
$$\begin{align}25\mathrm{B}-10\mathrm{T}=&2000 \\\\ 25\left( \mathrm{T}-154\right)-10\mathrm{T}=&2000 \\\\ 25\mathrm{T}-25\times 154-10\mathrm{T}=&2000\\\\ 15\mathrm{T}=&2000+3850\\\\ 15\mathrm{T}=&5850\\\\ \mathrm{T}=&390 \end{align}$$
売価は \( \ \mathrm{B}=\mathrm{T}-154 \ \) と表せる。
値引き後、売上が\( \ 2.5 \ \)倍になったということは、
\( \ 10\times 2.5=25 \ \)すなわち\( \ 25 \ \)個売れたと考えることができる。
$$\begin{align}25\mathrm{B}-10\mathrm{T}=&2000 \\\\ 25\left( \mathrm{T}-154\right)-10\mathrm{T}=&2000 \\\\ 25\mathrm{T}-25\times 154-10\mathrm{T}=&2000\\\\ 15\mathrm{T}=&2000+3850\\\\ 15\mathrm{T}=&5850\\\\ \mathrm{T}=&390 \end{align}$$
こたえ
\(\Large 390\)円
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2021年現在、損益算に関する問題は、34個あります。
時間の許す限りたくさん解いて、解き方を習得してください。
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