『ザ・ゴール』を読んで見えた課題【効率よくKDP出版したい】
『ザ・ゴール』を読み返した
7ヶ月で2冊のKDP出版を行って学んだことは、
「締め切りを設けること」と、
「徹底的なバッチ化による効率化を図ること」の重要性です。
昨年は、
現状分析をして核心的な原因を突き止めることに終始していたので、
『ザ・ゴール2』をよく読んでいたのですが、
KDP出版をコンスタントに続けていくのに読むべきは、
『ザ・ゴール』の方だと思い、
じっくりと読み返してみました。
1を活かせる状況になかった
1も2もほぼ同時に買ったわりに、
2の方ばかりよく読んでいました。
(ちなみに、買ったのは2021年頃です)
振り返ってみると、
本を買った当時は、
執筆作業のような強固な依存関係を持つプロジェクトを抱えていませんでした。
それで、『ザ・ゴール(1)』をいい内容だとは思うものの、
自分の生活の中でどう活かせるか、ピンと来ていなかったのだと思います。
先にあげた2つの重要性は、
『ザ・ゴール2』で学んだ現状ツリーによって導かれたコアUDEにあたりますが、
コアUDEを解決するには、
工程をシステマチックに理解する必要があります。
それが具体的に書かれているのが『ザ・ゴール(1)』でした。
ボトルネックにスケジュール管理をさせる
私がKDP出版を行う上で、
ボトルネックとなるのは、「原文の入力」です。
すべての作業は、
この原文が、デジタルテキストになっていなければ始められないし、
進められません。
当初は、
本の内容、ボリュームにかかわらず、
年間4冊出版なんて目標設定し、
3ヶ月ごとに締め切りを設定しようとしていましたが、
これはあまりにも無謀なことです。
デジタルテキストになっているもの・いないものによって、
工数が変わるのに、
期間が均一というのはおかしいですよね。
そこで、単純に締め切りや期間を設定するのではなく、
ボトルネックのボリュームをできるだけ均一にして、
それをこなせそうな締め切りや期間を設定することで、
持続可能なシステムづくりをめざすことにしました。
直近の課題
欲を言えば、訳出作業を効率よく進めるために、
「文語から現代語への置換」と、
「句読点での改行」、
「最低でも原文のデジタルテキスト化」ぐらいまでは、
バッチ化したいと考えています。
なにしろデジタルテキストのストックをある程度抱えていないと、
その後の作業は全く進みませんので、
徹底的なバッチ化と、
それを支えるためのデジタルテキストのストックを増やすことが直近の課題となります。
2024年はストックの年
訳出の場合、
前半はバッチ化できるけれど、
後半はバッチ化できず、個別に対応することになります。
それに加えて、
デジタルテキスト化された原文がどれだけストックされているかで、
スケジュールに幅ができてしまうことがわかってきました。
ですから、まず初年度にあたる2024年は、
少なくとも1ヶ月は「原文のデジタルテキスト化」を集中的に行い、
できるだけストックを増やしたいと思います。
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