ダイソーのルーズリーフからコピー用紙へ【効率よくKDP出版したい】
time is money
2023年7月から9月までは、『私訳 日本婦人論』を書いていたのですが、
訳出作業に集中するため、
お金で解決できることは、お金で解決しようと考えていました。
タイトなスケジュールを組んでいたので、
手間(時間)よりも、小さな出費を取ったのです。
その小さな出費というのが、
ダイソーの無地ルーズリーフ(B5サイズ)を使うことでした。
仮訳出や本訳出などのテキストをチェックするために
印刷する必要があったのですが、
すでに穴が開いているので、すぐファイルに挟むことができて便利だったのです。
ちなみに、我が家には、再受験生時代に買ったカールのゲージパンチがあります。
このゲージパンチは、最大でA4サイズのルーズリーフが作れるので、
大変重宝しました。
今回も、コピー用紙を買って、ゲージパンチを使えば、
無地ルーズリーフを安く作れるのですが、
ダイソーの無地ルーズリーフ(B5サイズ)は、
2023年7月時点で、
90枚入りで税込み110円。
再受験生時代なら、1.22円/枚は高いと思うのですが、
紙質もいいし、
ルーズリーフに加工する時間を買うと思って使ってきました。
慣れたら、コスパを気にする
しかし、値上げの波は、
ダイソーのルーズリーフにもやってきたようです。
なんと、
90枚から70枚に減り、
1.22円/枚から、1.57円/枚と値上がりしてしまいました。
初めのうちは、
しかたないかな。と思っていたのですが、
たった1冊出版しただけで、
もうだいたい把握できて、慣れてしまい、
10月以降は、この0.3円のコストが気になるようになっていました。
作業効率のためにコスパを考える
相変わらず90枚入りであれば、使い続けたかもしれませんが、
20枚も減ってしまうと、やっぱり「もったいない感」が増してきます。
かといって、出版する上では欠かせない作業なので、ケチるわけにはいきません。
また、これまでもストックとして、1つ2つ買っていたのですが、
紙が多い我が家のこと、保管が雑になるおそれもありました。
そんなこともあって、
「家の近くにダイソーがあるのだから、都度買いに行けばいいや。」と、
たくさん買わないようにしていました。
しかし、20枚減ると、ストックとしてはかなり心もとない。
70枚入りを5冊(総350枚)買っても、
90枚入りで4冊(総360枚)に追いつかないのです。
また、お店の規模によっては、
在庫の有無が安定しないおそれもあります。
90枚入りから、70枚入りに変更するため、一時的に品切れだったのかもしれませんが、
作業を中断して、わざわざ行ったのに買えないことがありました。
現時点では、2024年以降の数年は、KDP出版に注力したいと考えているのですから、
効率とコスパを重視したほうがいいなと思うようになりました。
実は手間というほどの手間でもなかった
改めてB5コピー用紙500枚を買った場合を計算してみました。
イオンのコピー用紙(B5サイズ)は、
500枚入りで税込み384円(2023年10月時点)ですので、
0.55円/枚となります。
これは、ダイソー無地ルーズリーフ70枚入りの1枚あたりの金額の35%にあたり、
(65%オフ)
逆に、ルーズリーフは、コピー用紙の2.86倍のコストがかかっていることになります。
また、買い物のためにかかる時間を考えると、
ゲージパンチをかける時間の方が少ないかもしれません。
1度に4枚の紙に穴が開けられます。
紙をセットして穴を開けるのに10秒かかるとします。
70枚のコピー用紙をルーズリーフに仕立てるには、
175秒かかります。
3分弱です。
最初から、断然「コピー用紙✕ゲージパンチ」にしておけばよかったんですね。
コピー用紙の汎用性の高さ、みくびんなよ!
作業に集中してしまうと、家から一歩も出なくなってしまうので、
今となってみれば、気分転換も兼ねて外出するように、
ダイソーのルーズリーフを使っていたのかもしれないなぁ。と思うのですが、
今回こうやってシビアに計算してみると、
お金の使い方を改め、気分転換の方法は別に考えたほうがいいんだなと気づかされました。
これからは、
精力的に訳出作業を行おうと思っているので、
家に紙のストックがあることの方が重要になってきます。
また、無地以外にも、
ふせん原稿法のために、方眼ルーズリーフも愛用してきたのですが、
こちらも、無地同様、枚数が減っていました。
ふせん原稿法を編み出したものの、
自分に合っていて、継続できるかどうかを試していたので、
(合わなくて、すぐにやめてしまう場合もある)
方眼ルーズリーフを買っていました。
もう1年以上続いているので、この方法は自分に合っているとしていいと思います。
ふせんも、決して安くはないのですが、こちらに変更を加えることは難しい。
となると、コスパをよくするには、
単なる台紙として使っているルーズリーフに変更を加えたほうがいいことになります。
今、考えているのは、
エクセルで、方眼ルーズリーフ代わりになるものを自作し、
プリンターで印刷することです。
あらためて、コピー用紙とゲージパンチがあれば、いろいろできるんだなと思いました。
形が似ているものを示しておきます。イカツイし、値段も張りますが、
長い目で見たら、買ってよかったなと思う文具のひとつです。
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