noteに再デビューして3ヶ月。「情報商材」の洪水に辟易。

noteに再デビューして3ヶ月。「情報商材」の洪水に辟易。
10年ぶりにnoteに再デビューして3カ月経ちました。
軸足をどうするか、という考えは浮かびませんが、若干うんざりしています。
というのも、
「○カ月でフォロワー・人達成!」
「○カ月で月商△円に!」
「◯カ月でスキがつきまくった!」
「なんだか、稼げない・読まれないnoteの特徴がわかってきた」
「あなたのnoteがダメな理由」
という「情報商材」があふれかえっているからです。
これはね、noteが「無料で有料記事が書ける」ところに原因があります。
はてなブログだと、有料記事は、はてなProなどの有料会員でないと書けません。
一方、noteは、元手は不要。購入されたら、手数料がとられますが、初期コストがいらないので、やってみて損はないんですよね。
売れたらラッキー!ぐらいで書き始めるんでしょうが、書くなら売れなきゃ!という思考になって件のようなタイトルの有料記事があふれかえっちゃうんでしょうね。
I will go on my way — 私は承認欲求の海に溺れない
本当に稼いでそうな人もいますが、なんか、「二次的な人」、すなわち、「本当に稼いでいる人から買った情報商材を二次使用して稼ごうとしている人」があふれ返っているように思います。
どの著者も口々に、
「書く以上、読まれなきゃ、だろ!」とか、「稼げなきゃ!(意味がない)」と言ってくるのでうんざりしてきました。
私も、KDP出版をしていますから、「書く以上、読まれなきゃ」とは思います。でも、それは、「読まれたら、最後まで読まれるような工夫が必要だ」という意味であって、押し付ける気は毛頭ない。
「稼げなきゃ!(意味がない)」も、気持ちはわかります。
でも、いっつも、実益のある文章って書けるわけじゃない。
稼げなくても、スキがもらえなくても、かまわないから、書き出したいときだってあるのです。
noteに再デビューしたばかりのころに、
「読まれなくてもかまわない」
「スキがつかなくてもかまわない」って記事を読みました。
「そうなのぉ〜?浮き世離れした人もいるんだな」と思っていましたが、今はおおいに共感しています。
数カ月やっていくと、わかります。
noteは、フォロワー、スキ、収益で承認欲求を満たそうとアピールする人がひしめいているのです。
今となっては、あの方のスタンスこそが、真のクリエイターだよなぁと思います。
現在は、私も「我が道を好きなペースでいかせてくれ」と思っています。
PASONAの法則も変化?記事タイトルは「あおらぬ」が吉
noteでもはてなブログでも、
記事タイトルやアイキャッチ画像は、読者とのファーストコンタクトとなります。
そして、今は、とにかく「あおらないが吉」だと思います。
神田昌典さん提唱の「PASONAの法則」も、
最近は、「あおると嫌われる」、すなわち、「売れない」ということで、「新・PASONAの法則」になりました。
AIは万能?それ、幻想(ハルシネーション)です。
あと、注意するべきタイトルとして挙げておきたいのが、
「AIを使って、文章書いてもうけた」というもの。
今後は、単なる「先行者利益の残りカス」となる可能性が高いので、ひっかからないようにしましょう。
私も、無課金でChatGPTやGeminiを使っていますが、
この経験から考えても、あまり再現性はないと思います。
生成AIにうまい文章を書かせられるかどうかは、
ユーザーのコミュニケーション能力と、プロンプト能力にかかっています。
AIって万能だと思ってるでしょ?
でもね、実際には、細かく指示を出してやらないと何もできないおとぼけさんなんです。(笑)
生成AIをうまく動かせるかどうかは、プロンプトを書く人の能力、すなわち、国語力、文章力、論理的思考力などにかかっています。
ということは、生成AIよりも、その人のプロンプト能力を上げるためのノウハウを書くことになります。
でも、こんな一朝一夕で仕上がらないものを、誰にでもわかるよう、ていねいにひもとき、それをたった数百円から数千円の有料記事で売るなんてことあるでしょうか。
私なら、「めんどくさッ!」の一言で一蹴です。
こうやってみると、情報商材の内容は、ケースバイケースなのと、あんまり再現性が期待できないものが多いんですよね。
あおられたくない?なら、本を読んで、学べ。
noteの有料記事を買うなら、KindleUnlimitedのほうがオススメです。なんといっても、月額980円で読み放題ですからね。私も、気になったテーマがあれば、そのキーワードで検索して、ヒットした本を読み漁る、読み比べて、知識を得ています。
人を惹きつける文章ってのは、コピーライティング、セールスライティング、リード文などなど、◯◯ライティングって名のつくテクニックが必要なんですね。
で、それらを学ぶのは、やっぱり有料記事よりは、本のほうがいい。
「コイツ、(これじゃ売れないのに)あおってんな」という眼識を養うためにも、本を読んで学ぶことをオススメします。
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