センター国語で気をつけていたこと その1【 大学入学共通テストにむけて 】
大学受験とは試験教科や科目の勉強がすべてではありません。
いかに質のよい日常生活を過ごすかも重要なポイントです。
教科・科目の指導は、すでによい先生が携わってくださっているでしょうから、
元・再受験生の私は、実体験に基づいた試験当日までの注意点や会場での過ごし方などについて書いてみようと思います。
私が再受験生として大学入試センター試験を受けていたときの国語で気をつけていたことを書いてみます。
大学入学共通テストと大学入試センター試験では、設問に変更点がありますので、まるっきり参考にはできないでしょうが、使える部分もあると思いますので、これは!と思うものがあれば、試してみてください。
古典→現代文で解く
1日目の午後イチになる国語は、現代文と古典で構成されています。
午前中よりはずいぶん緊張もほぐれているとは思いますが、いきなり長文の評論に挑むのはしんどいかもしれません。現代文は、本文との相性や難易度に大きく影響を受けやすいので、
形式が定型化されている古典から解くことをオススメします。
私のセンター国語の解く順番は以下の通りでした。
古文→漢文→評論文→小説文
古典は、漢文→古文でもかまいません。(問題を見たときのファーストインプレッションで変えたこともあります)
現代文の2題は、難しくて時間を取られてしまい、古典に時間がかけられないこともあります。
しかし、点数が安定しやすいのは古典の方なので、時間も気分も余裕のある前半に取り組んだほうがいいように思います。
開始直後リミットを書いておこう
古文・漢文・評論文・小説文のそれぞれを何分で解くか。という時間配分は必ず考えると思いますが、
できればもう一歩進んで、何時何分まで解けるかという「リミット」を設定してください。
たとえば、
古文が15分
漢文が15分
評論文が25分
小説文が20分
とします。
これだと制限時間はわかりますが、制限時刻がぱっとわかりませんので、(あれ?あと何分解けるんだっけ?)とか、(このペースでいいんだっけ?)などと不安が生じてしまいます。
そこで、実際の制限時間を、時刻にあてはめて考えておくのです。
古文は13時から13時15分まで
漢文は13時15分から13時30分まで
評論文は13時30分から13時55分まで
小説文は13時55分から14時15分まで
マーク見直しは14時15分から14時20分まで
そして、この制限時刻だけを覚えておいて、解答開始の合図があったら、表紙や大問冒頭に書き留めておきます。
問題に使われた文章によって、制限時間通りに解けないのがセンター国語あるあるですし、おそらくその傾向は大学入学共通テストにも引き継がれているでしょうから、とにかく具体的な制限時間を覚えておくのがよいと思います。
書き留めたら脳内メモリを増やすため、さっさと忘れて、問題を解き、大問を移動するときに次の制限時間を意識しましょう。
指示文をざっと読む
センター国語の場合は、本文を読み進めながら、設問となる傍線部に出会ったら、指示文を読んで答える。というやり方でよいと思いますが、何を答えるのかもわからずに本文を読むのは、あまり得策とはいえません。
できれば、まずは指示文をざっくりと読み、「何を答えるのか」を把握してから本文を読むようにしましょう。
なんなら、本文の傍線部に「イミ(意味)」とか「ワケ(理由)」などと書いておくと、本文の読み取り精度が上がりますよ。
古典分野は必ずこの方法で解くことをオススメします。
ほかにもいろいろ書いてます♪
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