寒冷対策は周到に!【国公立大学二次試験まであと6日】
試験中はエアコンが切られる可能性大。
私が、センター試験を受けた福岡市内の会場では、
試験中は必ずエアコンが切られていました。
いくら北部九州でも、1月中旬頃は寒いのですが、いろんな理由があって、エアコンを切っているようです。
- エアコンの稼働音で、受験生の集中力が妨げられては困る。
- リスニングの試験中、音声が聞こえにくかったら困る。
- 借りている会場なので、突如、エアコンが故障したり、止まったりしても、試験監督官が対処できない。
- 借りている会場の電気代を使うのはねぇ…。
と、まぁ、私レベルで思いつく限りの理由を挙げてみました。
実のところはわかりませんが、当たらずとも遠からず。でしょう。
北海道や東北地方など、特に寒さの厳しそうな地域は、
このルールがあてはまらないかもしれません。
想像するだに恐ろしい・・・。
少なくとも、北部九州では、よっぽど寒くない限り
センター試験、二次試験ともに、試験中のエアコンは切られています。
ということは、
北部九州ぐらいの緯度にある地域で試験を受けるなら、寒冷対策が重要ということになります。
それなのに、女子高校生や、まだまだ若い女性浪人生たちのなんと薄着なこと。
見ているこっちが震えます。(笑)
寒さを制する者が受験を制す。
若いうちは、おしゃれやかっこよさを重視して、ついつい薄着になるものです。
その気持ちは、よ~くわかります。
「おしゃれは我慢よ!」という言葉もあるぐらいですし、
決しておしゃれとはいえない私でも、若いときはあんまりもごもごした格好はしたくなかったですしね。
寒さは生地の厚みでしかカバーできず、
動きにくさ、かっこ悪さと引き換えでした。
無機質な工場に、カラフルなフリースジャケットがベルトコンベアにつるされて流れていくというCMはなかなか印象的でしたし、
ペットボトルと同じ素材(ポリエチレンテレフタレートですね)でできていることに加えて、
それまでの化学繊維は暖かくない。という概念を覆したのは、かなりの衝撃を受けました。(笑)
昔話はこのぐらいにして。
もし、あなたがどんなにおしゃれでも、
試験当日だけは、そのおしゃれ心、封印してください。
試験会場で競われるのは、おしゃれさの度合いではなく、正解率です。
実際、あなたもそうでしょうが、ライバルたちのファッションチェックなんてやってる余裕はありませんからね。
とにかく、保温性、断熱性の高い格好をして、
寒さに集中力が妨げられないようにしておきましょう。
生物の恒常性の単元で、寒いときの体の反応を習ったと思いますが、
震えるのは、熱を産生させるため、鳥肌が立つのは、皮膚の表面から熱を放散させないため。でした。
脳が危険を察知し、生命維持のために無意識のうちに取らせる反応なので、
私たちの意識でどうこうできるような問題ではありません。
当然、危機回避のためにエネルギーが使われることになるのですから、
解答に割けるエネルギーは、100%ではないことになります。
寒冷対策をしておけば、全エネルギーを試験に集中できるのに。と思えば、
もったいないことをしているとおわかりいただけますよね。
いまは、世の女性たちのおしゃれ心や需要を受け、
衣料に関する科学(化学)が進化しました。
比較的安価で、ほどよくおしゃれさも損なわず、きちんと温かさが保てる衣料品が売られるようになっています。
体感温度の調節は、こういう進化した衣料品にアウトソーシングし、
まさに自分でなければできないこと(問題を解くこと)に集中しましょう。
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