無策の7年間に区切りを。AdSenseの数値と向き合い始めました|22カ月のラストスパート!ChatGPTに学ぶGoogle AdSenseレポート

このシリーズ記事は、全4回ほどでまとめるつもりでしたが、やはり7年来の疑問が解けたのが嬉しかったのでしょう。前回まで、積年の思いを長々と綴ってしまいました。
今回は、いよいよChatGPTに教えてもらった「Google AdSenseレポートの見方」に入っていきます。
7年越しの「そうなんだ!」AdSense パフォーマンス6項目を紹介します。
恥ずかしいのですが、2025年6月11日時点の私のGoogle AdSenseレポートをお示しします。2023年にWordPressブログの更新頻度ががくっと下がったのが影響しているのか、かなりしょぼい数字になっています。

これまで、私は、青色の部分の数字(収益額)しか見ていませんでした。
しかし、これからWordPressじまいをする2027年3月末までは、「パフォーマンス」の6項目を意識しようと思っています。
そして、この「パフォーマンス」の6項目が調べてもいまいち意味がわからない、どう分析して、どう改善していけばいいかわからなかった数値でもあります。
ここからは、ChatGPTに30分程度で教えてもらった「パフォーマンス内の6項目」について説明してみようと思います。
ページビュー
「ページビュー」は、過去7日間に「ユーザーが開いた広告が含まれたページ数」を表します。この「広告が含まれた」というところがポイントで、広告が含まれていないページはカウントされていません。ですから、ブログそのもののページビューとは意味合いが異なります。また、1ページあたりに含まれる広告数とも違います。たとえば、広告が三つ含まれるページであっても、ページビューは「1」となります。

このレポートからは、「直近7日間で、広告が含まれたページが135回開かれた」ことがわかります。収益を上げようと思ったら、このページビュー数を上げる必要があることがわかります。
ページのインプレッション収益(RPM)
「ページのインプレッション収益(Revenue Per Mille)」は、「1000ページビューあたりの見込み収益」を示しています。この「1000ページビューあたりの見込み収益」をもう少しわかりやすく言い換えると、「直近7日間の推定収益とページビューで、もし1000ページ見られたら、いくらの収益になるか」ということを表しています。
私の場合、1000ページ見られれば、73円の収益が得られるということです。
(月の目標額、114円に到底及ばないことがわかりますね)
ページのインプレッション収益(RPM)は、
RPM=(直近7日間の)推定収益額÷(直近7日間の)ページビュー×1000
で求められます。RPMは、「広告収益の効率性」を表しています。このRPMをどう向上させるかは、サイトで扱うテーマや、コンテンツの質が大いに関わっていますし、また戦略も必要になってくるでしょうね。
表示回数
「表示回数」は、「ユーザーの画面に広告が表示された回数」を表しています。たとえば、1ページに三つの広告が含まれていたら、表示回数は3となります。

私の場合、596回広告が表示されたことになります。また、ページビューが135ですから、1ページあたり、4.4個の広告が表示されているということになります。
ChatGPTによると、広告が表示されるためには、1記事あたりの文字数が、最低でも800〜1000字は必要とのこと。複数の広告が自然と入ることが多くなるのは、1500字以上だそうです。有益な情報を含んだボリュームのある記事を書くことで、収益性が安定するといえますね。
クリック数
「クリック数」は、「ユーザーが広告をクリックした回数」を表します。
このクリック数で、広告に対する読者の関心度が測れます。

私のブログに来てくださる方は、広告にあまり関心がない方が多いということになりますね。
CPC
「CPC(Cost Per Click)」は、「1クリックあたりの広告単価」を表します。

私のブログは、高校数学とか国語などを扱っていますので、あまり単価の高い広告が配信されることはないようです。また、ユーザー層は10代から34歳までの男性が多いです。この年代はクリックに対して非常に慎重ですから、CPCを上げることは難しいと考えています。
ページCTR
「ページCTR(Page Click-Through Rate)」は、「ページビューに対するクリック率」を表します。広告がちゃんと見られているかがわかる指標と考えればよいでしょう。
ページCTRは、
ページCTR=(直近7日間の)クリック数÷(直近7日間の)ページビュー×100
で求められます。単位は%です。
ページCTR
無策を卒業。これからは数値と向き合ってみます
ChatGPTとの30分ほどの対話で、「パフォーマンス」の6項目の意味がわかったのは、私にとってとても大きいことでした。7年間わからないことだらけだったのです。
「ページビュー」と「表示回数」の違いがわかりませんでしたし、
「ページのインプレッション収益」や「CPC」の金額の意味もわかりませんでした。
さらに、「ページのインプレッション収益」や「ページCTR」の数値がいいのか悪いのかも判断できませんでした。
それぞれのカタカナ英語をGoogle AdSenseのヘルプを使って、首っ引きで調べまくればよかったのでしょうが、青の推定収益額がその意欲を削ぎました。
「難しいことを考えなくても、いい記事をがんばって書けばいつか入金がある」
こうして、コツコツと記事を書きためるうちに、二度の入金を得られました。
しかし、これまでのようにほぼ無策の状態で、残り22カ月のうちに三度目の入金を果たすのは、かなり難しそうです。(年々SEO対策が難しくなっている印象です)
ChatGPTによって、「パフォーマンス」の6項目の意味を教えてもらいましたので、まずはこれを元に、どんな改善策を打つべきか考えてみようと思います。
また、その後、Perplexity(パープレキシティ)を使って、この6項目を深堀りしましたので、回を分けて、少しずつ紹介したいと思います。