教育職員検定で、新たに教員免許を取得する。
きっかけは大学入試。
2018年3月まで、再受験生をしていましたが、
合格した大学の学部・学科で取得できるのは、中学・高校の数学の教員免許でした。
本来ならば、取得できる免許や資格よりも、純粋に四年間数学の勉強をするということを重視するべきだったのでしょうが、
と思ってしまいました。やっぱり、ここらへんが現実主義のアラフォーならではですね。
安くはない学費を払い、4年という歳月を使って、取得できるのが教員免許。というのは、コスパがよくないと思いました。
というのも、現在もすでにそうなのですが、アラフォーは、もう教員採用試験を受けられません。
結局、教職には就いていないので、現在持っている免許だって、無用の長物なのですが、
4年と学費をかけて、もうひとつ増やすのもなぁ。と思ってしまったわけです。
教育職員検定の存在については、2017年の秋冬ぐらいから知っていて、
不足分を補えば、同様に教員免許が取得できるということでしたので、
なおさら、大学に進学するメリットをすぐに感じられなくなっていました。
さらに、「もう、この年齢で大学生はないな。」と思ったのが、二次試験会場でのできごとです。
試験室に向かっていたら、背の高い純朴そうな高校生の男の子が会釈をしてくれました。
(ああ、今時、こんな丁寧な男の子もいるのねぇ。)なんて思いつつ、私も会釈をして通り過ぎたのですが、
よくよく考えてみると、どうも、試験官と間違われたのでは?と思いました。(笑)
先生はもちろん、母親にだって十分なれる年齢の私です。
若い人たちにまじるということは、刺激も多いと思いますが、
お互いに年齢的なギャップを感じるでしょうし、基本、私が若い人たちについていけないだろうな。と思いました。
総合的に考えると、よっぽどの意欲がないと、大学に進学するということは現実的じゃないと判断し、
2018年で再受験生活にピリオドを打ちました。
勉強は、マイペースにやるのが一番です。
教員免許を取るのに四年もいらない。
「教育職員検定」の存在を知ったのは、2017年の秋冬でした。
当時、若い人にまじり、四年間大学で勉強するということに疑問を持ち始めたころでもありました。
「教育職員検定」は、すでに教員免許状を持っている人が、いくつかの条件をクリアすることで、比較的短期間に別の免許状を取得することができる制度です。
興味があったので、さまざまなブログやサイトを読んでみたのですが、情報はかなり錯綜していて、
自分がどれを読めばいいのか、結局よくわからずじまいでした。
2018年5月以降から、少しずつ調べ始めたのですが、
それによって、情報が錯綜しているように思えた理由が少しだけわかりました。
現在持っている教員免許状と、取りたい免許状によって、条件がさまざまに変わってくることと、
教員免許は、教育委員会に申請するのですが、その対応も都道府県ごとに差異があることなどがわかってきました。
個人の状況、基礎となる免許の種別、取りたい免許の種別、都道府県教育委員会(47団体あることになりますね)・・・
これらを組み合わせれば、かなり多くのケースが生じるわけです。
似たような人の参考になれば。
これから数回に分けて、2018年現在の「教育職員検定」の一例について、書いていこうと思います。
具体的な内容は次回以降に譲りたいと思いますが、
2018年の時点で私と同じような志望を持っている人の参考になれば幸いです。
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